書籍の詳細

思想・言論界のみならず、日本社会をリードし、動かし続けてきた「ゴーマニズム宣言」。二十世紀最後の十年間はまさに「ゴー宣」の時代だった。直観知の巨人・小林よしのりが放つ全四十八章には、差別、宗教、個と公、国家、戦争……のちに社会現象を巻き起こす様々な主要テーマの萌芽がすでに見てとれる。神話の幕開きを飾る第一巻、待望の電子書籍化!

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ゴーマニズム宣言のレビュー一覧

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  • 「ゴーマンかましてよかですか?」のキメゼリフで自身の主張をオチに使って、かつて一世を風靡した『ゴーマニズム宣言』…略して「ゴー宣」。『東大一直線』や『おぼっちゃまくん』で名を馳せた小林よしのりの代表作ですが、ギャグ漫画が持ち味と思っていたので、連載当初は少なからず違和感を抱いたように覚えています。連載が回を重ねるごとに、ますます舌鋒が鋭くなり、取り上げるテーマも社会問題やマスコミが触れたがらないようなタブー視されるものまで扱い、自らも渦中に飛び込むような作風が話題を呼びました。それは、金権政治や差別、エイズ問題や表現の自由と自主規制、極めつけは連載当時に社会を震撼させたオウム真理教との全面対決等なのですが、最も目を引いたのがこれも当時話題となっていたマスコミによる「やらせ問題」です。著者自身がテレビ出演したときのことについて、実はヤラセであって自らもやらせに加担していたとギャグ混じりに告白を描いた話です。内容は時事ネタがほとんどの作品なので、今あらためて読んでみると、90年代の時代の空気がそのまま蘇ってくるのですが、何よりも著者の圧倒的なパワーに感嘆させられるばかりです。(2014/9/19)
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    投稿日:2014年09月19日