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長編探偵漫画版 鉄人28号 (6) 恐竜ロボットの巻
  • 完結

操縦器は正太郎の手に戻ったが、恐竜ロボットにやられた鉄人は修理が必要だった。ニコポンスキーは、鉄人の開発者・敷島博士に変装して修理工場に潜入した。ついに正太郎たちとニコポンスキーの最後の戦いが始まった。※巻末解説は『人造人間夜話』(中野晴行)のみ収録しています。

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ユーザーのレビュー

(5.0)

投稿日:2016年03月23日

はじめてハマった漫画

友達の多くが「鉄腕アトム」へ行くなか、最初からイチオシだったのが「鉄人28号」です。
別に「アトム」を評価しなかったわけじゃなく、手塚治虫の偉大さは重々感じておりましたが、しかし「鉄人」は、俺がひいきをしなきゃ、という気を起こさせたのです(笑)。
登場からして、アンコントロールの不気味さが良かった。
のちに正太郎少年が操縦器を操り、鉄人を制御するようになりますが、それではあまりドキドキ感が出ません。
だから、28号の真骨頂は自律性にこそあり、と思わせます。
正太郎少年は、典型的な少年マンガの主人公であり、齢をとらないし出自も家族も描かれない。コナンみたいな、齢をとらないことの理屈付けも必要ない。
だから、過去の映画化で、正太郎少年の鉄人操縦修行の成長物語り、というコンセプトを採ったものは、ことごとく失敗しています。
村雨兄弟という、暗黒街の住人なのに陰影がくっきり描かれたリアルな人間像が出て来たりするあたりも、なかなか一筋縄ではいかない。
また、KKK(クー・クラックス・クラン)をモデルにした秘密結社が登場して、小学生を社会性に目覚めさせてくれたのも、「鉄人」のお陰です。
科学考証なんぞをすれば、多くの瑕疵が見つかるでしょうが、しかし、それは「鉄人28号」の正しい鑑賞の仕方ではありません(笑)。
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