日本伝説集

600円 (税別)

獲得ポイント 6pt (1%還元)

伝説は読むだけでも楽しいし、その伝説がどうして発生し、どのような経路をたどって分布するようになったかを訪ねるのは、さらに興味深い。柳田国男に師事し、伝説・伝承研究に実績のある著者が選んだ、特に楽しめる70余篇を収録。

立ち読み(25ページ)

カゴに追加 600 円(税別)

伝説は読むだけでも楽しいし、その伝説がどうして発生し、どのような経路をたどって分布するようになったかを訪ねるのは、さらに興味深い。柳田国男に師事し、伝説・伝承研究に実績のある著者が選んだ、特に楽しめる70余篇を収録。

ユーザー評価なし レビューを見る
書籍の詳細

書籍一覧1冊の書籍

1~1件/1件 を表示

  • 1
  • 1

書店員のレビュー

平安時代の代表的歌人の一人で、美人の代名詞となっている小野小町が滋賀県大津市の逢坂山の山かげ深い庵で零落の晩年を過ごしたという伝説があることをご存知でしょうか。少し長くなりますが、武田静澄著『日本伝説集』から引用します。〈老いさらばえた姿のどこかに、なおつややかな匂いをただよわせているこの老女こそ、一世の佳人小野小町のなれの果てであったという。(中略)天下に艶名をうたわれた美女も、いまは大津八丁の街道筋に、みるかげもない老醜の身をさらして、上り下りの旅人によびかけ、その注文にこたえて、得意の歌をさらさらと書き、わずかな喜捨をうけるという、かわりはてた身の上となった。小野小町が身をよせた関寺は、現在の長安寺の寺内で、ここの草庵に数奇にとんだ一生を終わったというのである〉関寺の近くにある月心寺には百歳堂といって百歳の小野小町をうつしたと言い伝えられる醜怪な木像が安置されているそうです。もっとも小野小町伝説は大津だけでなく全国各地に拡がっていて、小野小町複数説もあるということですから、伝説はやっぱり面白い。『日本伝説集』は日本の各地に残る伝説、昔話70編あまりを収集編纂した貴重な文献ですが、私たち一般の人間にとってありがたいのは、きわめてわかりやすい現代語に「翻訳」されていること。そして、テーマ別に分類・整理されている点も、伝承の世界に初めて接する読者には、うれしい編集上の配慮です。「第一章 幽霊・妖怪にまつわる伝説」、「第二章 人畜・獣をめぐる伝説」、「第三章 神通力にまつわる伝説」、「第四章 親子の愛をめぐる伝説」、 「第五章 男女の愛をめぐる伝説」、「第六章 人生の流転を語る伝説」という章立てで、興味のあるところから自由に選んで読み進めることができるようになっています。伝説が言い伝えられてきた町の名前やゆかりの神社仏閣名が必ず付記されていますから、冬休みの旅行の際に立ち寄ってみるのも一興ではないでしょうか。(2010/12/10)
  • 参考になった 1

オススメ特集

一覧を見る

ここもチェック!

コンテンツについて

  • この商品は紙書籍ではありません。すぐにご覧いただける電子書籍です。
  • デジタルコンテンツのため、商品の性質上、返品できません。
  • 紙書籍とは内容が異なる場合がございます。また、サイトに表示されているサムネイルと電子書籍の表紙画像が異なる場合がございます。予めご了承下さい。
  • 対応デバイスに記載されていない端末は、購入できても読書はできません。ご注意下さい。
  • Mac OS X 10.5/10.6をご利用で最新版のebi.BookReaderがご利用できないお客様は、サイトの表記でMacが利用可能端末となっていてもリフロー書籍が読書できません。ご了承下さい。
  • Android OS 5.0以上でebiReaderをご利用のお客様は、サイトの表記でAndroidが利用可能端末となっていても一部のリフロー書籍が読書できません。ご了承下さい。