書籍の詳細

警視庁のベテラン刑事・芝(しば)に「特捜班」異動の辞令が下る。勘と足で捜査を進める芝の相棒は、ロボット刑事・K(ケイ)。人の思考も出来る上、あらゆる科学捜査メカニズムを組み込んだアンドロイドだという。機械を毛嫌いする芝は、嫌々ながらもKと捜査を開始するが、その能力の高さに驚愕する事となる……。表情のない顔に隠れたKの悲哀が心に迫る。タイアップの特撮TVドラマ版も人気を博した、SF推理アクション!

総合評価
4.0 レビュー総数:3件
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ロボット刑事 【石ノ森章太郎デジタル大全】のレビュー一覧

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    可哀想な二人のK
    このレビュータイトルにピンときたそこのあなた!ブレードランナー2049を観て、Youtubeで前日譚の短編3本観て、岡田斗司夫氏と町山智洋氏のそれぞれのチャンネルで映画評を観たでしょう!
    …って私もなんですが。購買行動分かりやす。
    確かに町山氏がライブイベントで言及されたように2049のKも、こちらのKも、とても不遇でした…新型レプリカントとロボットという人外の二人の方が自分に誠実な人間に見える不思議。
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    投稿日:2017年11月26日
  • 私が一番好きだった刑事ドラマは「刑事貴族」です。スタイリッシュという言葉のためにあるような刑事ドラマでしたね。その次は「西部警察」。中学生のころ、友達何人かと学校をずる休みして寺尾聡演じる“リキ”の殉職シーンを見ました。蜂の巣という言葉のためにあるようなシーンでしたね。刑事ドラマを見ると、やっぱり刑事という仕事に憧れてしまいます。でも警察署の刑事課のオフィスって、きっと独特の空気なんだろうなと我に返ってしまいます。おまわりさんのお世話にならないよう人生を過ごしていきたいものですね。本作『ロボット刑事』の主人公・Kは非常に優秀なロボットの刑事です。そして繊細な感情も持ち合わせています。詩をしたためたり、恋をしたり、“母親”を想ったり。Kは人間と同じくらい人間的な存在です。それだけに、ロボットであることを理由になかなか打ち解けようとしない芝刑事とのやりとりなどは読んでいて非常にもどかしい気持ちになってしまいます。頭脳明晰で心優しいロボット刑事・Kの活躍をどうぞお楽しみください。
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    投稿日:2013年04月23日
  • タイトルから、なんとなくストーリーのイメージが浮かぶ作品ですが、まず凄いのが、大ヒット映画『ロボコップ』や『ターミネーター』よりも、すでに20年近く前にこの作品が発表されていることです。石ノ森章太郎作品といえば、『サイボーグ009』が有名です。サイボーグとして誕生した時のエピソードから、その因果を含めて大河的なストーリーに発展していきます。ところが、この『ロボット刑事』は最初から警察組織の一員として、当たり前に捜査しているところに面白味があります。もろちんロボット特有の能力を最大限に生かすのが、ロボット刑事の役割です。しかし、描かれているロボット刑事は、礼節や純情さを兼ね備えていて、可愛らしくも思えてくるから不思議です。この作品を読んでいると、ロボットが人間に危害を加えることを危惧するよりも、人間の方がよほど罪深い生き物なのかなと思い始めてきます。
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    投稿日:2011年04月26日