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ひんしゅくを買う俗語、ネイティブには通じないジャパン英語、相手を怒らせる英語…など日本人がよく誤って口にするアブナイ英語が満載。この常識なくして英語をしゃべると大変です!

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使ってはいけない英語のレビュー一覧

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  • 楽天が英語を社内公用語化するというニュースが日本の企業社会に衝撃を与えたのはもう2年以上も前のことでした。今夏には完全実施の予定だという。公用語化などといういささか乱暴な話はなくとも、「英語」を道具として使えなければ日々の仕事に支障が出るという職場が多くなっているのが2012年の日本の企業社会の現実で、「英語」を何とかしなければならないという強迫観念に人知れず悩んでいるサラリーマンやOLが増加の一途をたどっているといわれます。そうした英語に悩む人たちのためのハウツー本も数限りなく出版されていますが、今回ご紹介する『使ってはいけない英語』は、タイトルでずばり言っているように、日本人がついつい使ってしまう、「間違った英語」を具体的に示した上で、何故いけないか、どう言えば、ネイティブに正しく伝えることができるのかを、余計なことは一切省いて本当に必要な英語表現のポイントだけを並べています。こう言えば、あなたの意図が相手に正しく伝わるという言い方、文が列記され、その意味で実戦的な英語の本としては☆3つのスグレ本といって差し支えありません。どこがスグレ本なのか――多くの日本人が正しいと思い込んでいてしばしば使う英語表現に、実はネイティブには正しく伝わらなかったり、正しく理解されないどころか、「変な奴」と顰蹙をかってしまったり、相手を怒らせかねない英語をたっぷりと教えてくれるからです。いくつかの例を紹介しましょう。以下、同じことを伝えようとする二つの英語の言い方のうち、正しい、あるいはより適切な表現はどちらか、を考えてみてください。いずれも中学や高校の教科書によく出てくる英文、英語表現です。(1)どうぞ、おかけください。 [a] Please sit down. [b] Please have a seat.  (2)(君にこの仕事任せるから、やってくれないか、と上司から言われて)なんとかやってみます。 [a] I’ll manage. [b] I’ll try. (3)それはいい質問ですね。 [a] That’s a good question. [b] That’s an excellent question. (4)アイデアが浮かばない。 [a] I have no idea. [b] I have no ideas. (5)新しいコンピュータを買うべきだと思う。 [a] I think we need to buy a new computer. [b] I feel we need to buy a new computer. (6)どうしたの? [a] What’s your problem? [b] What’s the matter? (7)飲みに行こうよ。 [a] Let’s go drinking. [b] Let’s have a drink. どうでしょうか。[a]、[b]どちらがもともとの日本語の意味やニュアンスを正しく伝える英語になっているのか、適切な英語はどちらか、いくつ、わかりましたか。どちらもそう大きな違いはないんじゃないか、と感じられた人も多いと思います。しかし、ここに挙げた例は、実は大きな差があって、時と場合によっては顰蹙(ひんしゅく)をかうくらいではすまず、人間性を疑われることにもなりかねない「間違った英語」だそうです。しかも、問題はこれら「間違いだらけの英語表現」の大半が中学以降、私たちが受けてきた日本の英語教育、その中心たる教科書から生じてきているという点です。本書著者はその「教科書英語」の誤謬を具体的に指摘して、その代わりにこういう言い方ならネイティブにちゃんと通じるという英語表現を併記してくれています。――上記7つの設問の正解はすべて、[b]です。その理由を本書で確認してください。やり直しの英語はそこから始まります。なお、姉妹編ともいうべき『使ってはいけない日本語』もリリースされています。(2012/4/6)
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    投稿日:2012年04月06日