日本中枢の崩壊

1300円 (税別)

獲得ポイント 13pt (1%還元)

「日本の裏支配者が誰か教えよう」経産省の元官僚が実名で証言!!福島原発メルトダウンは必然だった……政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!?家族の生命を守るため、全日本人必読の書。経産省が握りつぶした「東電処理策」を巻末に全掲載。

カゴに追加 1300 円(税別)

「日本の裏支配者が誰か教えよう」経産省の元官僚が実名で証言!!福島原発メルトダウンは必然だった……政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!?家族の生命を守るため、全日本人必読の書。経産省が握りつぶした「東電処理策」を巻末に全掲載。

ユーザー評価なし レビューを見る
書籍の詳細

書籍一覧1冊の書籍

1~1件/1件 を表示

  • 1
  • 1

書店員のレビュー

日本はもはや、「3.11以前」には戻れない。いま、私たちは誰もがこの感覚を共有しています。昨日は昨日ではなく、そこへ戻る道に川を渡るための橋はなく、閉ざされた道に立ちすくむような思いを抱いて生きた1年でした。それでも、いや、そうだからこそ前へとただひたすらに進むのだという思いで過ごしてきた1年だったのではないでしょうか。今回、紹介する『日本中枢の崩壊』(古賀茂明著)は、広く国民の間に広まっている「3.11後」の思いを共有することなく、旧態依然たる感覚、考え方に染まっているままの人たちが少なからず存在していることを明らかにしています。著者の古賀茂明氏は、元経済産業省のキャリア官僚。本書執筆時点では「経済産業省大臣官房付」でしたが、公務員改革や東京電力批判などをめぐって民主党政権、経済産業省上層部と衝突し、本書出版後の2011年9月に辞表を提出、受理されています。問題の焦点は政権党や官僚機構との考え方の違いがどこにあり、どちらがこれからの日本を考えたときにより妥当性があるか、私たちの将来に対してどちらが責任をとろうとしているのか、にあります。古賀氏の主張はタイトルにあるように明白です。日本の中枢にいる政治家、官僚たちに責任を取るだけの戦略性はなく、状況に流されているだけといわざるを得ない。だから――日本の中枢は崩壊している。原子力発電、東電問題から消費税、年金、公務員改革問題まで論点は多岐にわたりますが、ここでは日本の農業保護の問題を古賀氏の主張、考え方の一例として紹介しましょう。古賀氏の主張を要約すると以下のようになります。(1)農家の人に経営状況を聞いてみると、たいがい「赤字」と答える。赤字なら普通やめるのに、農業をやっていられるのは、手厚い優遇措置が受けられるからだ。(2)日本の農業が滅びる寸前のような感覚が醸成されているが、実は日本の農業生産額はアメリカに次いで先進国のなかでは2位である。また、日本の農家の数が減ってきたといって騒いでいる人たちがいる。しかし、日本の農家の数は決して少なくない。ヨーロッパの主要国では農業人口の割合が1%を切っているところも多いが、日本はまだ5.7%。先進国ではむしろ多い方である。しかもそのかなりの部分は兼業小規模の農家で、もともと生産に占める割合が低く、そういう農家の数が減っても、日本の農業が縮小する心配はない。にもかかわらず、そうした「零細兼業農家」に救いの手が差し伸べられる。民主党の戸別所得保障制度がいい例だ。(3)世界全体でみても4番目に生産額の多い日本の農業では、たった7%の優良農家が60%の生産額を上げている。(4)零細兼業農家の保護は、仮にその農家に悪気はなく、真面目にやっているとしても、日本の農業の発展という観点から好ましくない。非効率な経営をしている農家が多い日本の農業は、別の見方をすれば、高成長が見込める数少ない分野でもある。(5)生産効率の悪い農地を、真剣に農業をやっている専業農家に売る、あるいは兼業農家が農地を大規模経営を目指す有能な農業従事者に長期契約で貸すように誘導する制度、すなわち平成の「逆農地解放」を断行せよ――そうすれば、TPP(環太平洋経済協定)参加が、高品質の日本の農産物にとって絶好のチャンスとなると主張しています。第二次世界大戦後に日本を占領したマッカーサーが行った「農地解放」によって農地が分割されたことに現在の「農業問題」の淵源があるとして「逆農地解放」による大規模集約化を促進せよという脱戦後のススメです。他の分野も同様で、そうした視点を欠いた「改革論議」の不毛を説いてやみません。政治的立場を超えて一読する価値ある書です。(2012/3/16)
  • 参考になった 2

オススメ特集

一覧を見る

ここもチェック!

コンテンツについて

  • この商品は紙書籍ではありません。すぐにご覧いただける電子書籍です。
  • デジタルコンテンツのため、商品の性質上、返品できません。
  • 紙書籍とは内容が異なる場合がございます。また、サイトに表示されているサムネイルと電子書籍の表紙画像が異なる場合がございます。予めご了承下さい。
  • 対応デバイスに記載されていない端末は、購入できても読書はできません。ご注意下さい。
  • Mac OS X 10.5/10.6をご利用で最新版のebi.BookReaderがご利用できないお客様は、サイトの表記でMacが利用可能端末となっていてもリフロー書籍が読書できません。ご了承下さい。
  • Android OS 5.0以上でebiReaderをご利用のお客様は、サイトの表記でAndroidが利用可能端末となっていても一部のリフロー書籍が読書できません。ご了承下さい。