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あとかたの街 (2)
  • 完結

偵察機を目撃したあいは、空腹も重なり、些細なことで班長や仲間を憎もうとしてしまった。戦争の足音が少女の純粋な心までも蝕もうとする中、昭和19年12月7日、名古屋を最初に襲ったのは敵国ではなく、大地震だった。さらに追い打ちを掛けるように、12月13日、三菱発動機に爆撃が。そこはあいの友達が働いているはずの場所。これが「名古屋大空襲」の始まりだった。

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あとかたの街

昭和19~20年の名古屋。壮絶な2年間を、12歳の主人公・あいちゃんがいかに生きたか。想像するだけで涙が出てくるが、たまに挿入されるご飯のシーンこそが、あいちゃんを支えていたのだと思うと、子供の基本はいつの時代も変わらないとわかる。特に冒頭から出てくる玉子焼きは本当においしそう(築地グルメ漫画を描く作者の本領発揮!)。食糧難の時代ゆえ、登場人物たちの目の輝きが違うから、そう見えるのかも。こうした細部も含めて丁寧に描かれる“戦時の日常漫画”、戦後70年以降も読み継がれてほしい。特に名古屋空襲を知らない方には、全力でオススメ!

書店員のレビュー

こちらはまだ2巻までしか発行されてないのですが…すでに名作の香りがします!『あとかたの街』は太平洋戦争末期の名古屋が舞台になっている作品です。日本が敗戦したこの時代の作品というのは様々なものがあると思いますが、こちらは久しぶりに「ちがった角度」というか、この主人公と家族の「その後」が本当に気になります。主人公の木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。彼女は日本が戦争に参加していることはどこか他人事で、日々の関心は違うところにあります。おいしいお菓子やご飯が食べたいとか、あの女学校に入りたいとか…。でも実際はそうだったのではないかな…ととっても思わせてくれました。それが徐々に砂糖の配給が絶たれ、お母さんのきれいな着物はもう一枚も残っていないことに気づき、食料はもちろん針や糸や布切れひとつにも不足していく環境に変わっていく…。何もよくわからないんだけど、何だかどんどん貧しくなってくる。もちろん当時の新聞には日本にとっていいことしか書いておらず、名古屋が空襲にあったのも被害がどのぐらいだったのか全然書かれていないことにあいは気が付いていくのです。私はこのあいを含めた家族の温かさが非常に気に入っています。是非読んで欲しい注目の作品です!
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