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夜明けには優しいキスを【イラスト付】

アルバイトで生計を立てる要は、理不尽な仕事や恋人の暴力をも受け入れて日々を過ごしていた。それが過去に犯した罪の罰だと思っていた。バイト先の後輩・公平はそんな要を気に掛け、好意すら寄せてくれる。公平の真っ直ぐな眼差しに罪を暴かれそうで怖かったのに、いつしか彼に惹かれていた。けれど、過去の罪はその想いを許さない。幸せになることを拒む要に、公平は……。

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(5.0)

投稿日:2016年09月23日

誰かを救うということ

最初に『お菓子の家』を読んでしまい、あとからこの『夜明けには優しいキスを』のスピンオフ作品だと知りました。
『夜明けには~』を先に読んじゃったら、加瀬のその後が気になるはずです。
主人公、要には忘れることができない過去の過ちがある。そのせいで愛してもいない加瀬の暴力とそれと同じ意味しか持たないセックスを受け入れている。
そうすることで自分は贖罪をしていると思い込んで。
人が他人を救うことは、おそらく無理なことなのだと思います。一方的には。
片方が救いたい救いたいと思っても、もう片方がその手を掴んで引きずり込もうとする関係では、きっとどちらも救われない。ダメになってしまう。
先にその事に気がついたのは加瀬の方だったということがこのお話の最大の救いだと思います。公平の存在ももちろんそうだけれど、加瀬が要の愛情に気がついて、その手を離したからお互いが前に進めるようになった。
ワンシーンだけ『お菓子の~』とリンクする駅でのシーンで、加瀬にすでに新しい生活が始まっていると知っている状態で私は読んでいたので、本当によかったね、とグッと来ました。
高階祐さんのイラストも美しい。表紙の朝日の昇る町と二人の表情はこの作品をまるごと表していると思います。
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