昭和元禄落語心中 (8)

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八雲(やくも)が口にした「引退」の二文字。いつか来るその日を覚悟して、樋口(ひぐち)の案内で与太郎(よたろう)こと三代目助六(すけろく)が向かった先は、四国の温泉旅館・亀屋。因縁の地で甦った先代助六の「芝浜」があぶりだす、八雲の落語の深淵とは――? ある者は寄席を守り、ある者は再び高座を目指す。昭和落語の最後の灯が行く末を照らすその日まで――。

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八雲(やくも)が口にした「引退」の二文字。いつか来るその日を覚悟して、樋口(ひぐち)の案内で与太郎(よたろう)こと三代目助六(すけろく)が向かった先は、四国の温泉旅館・亀屋。因縁の地で甦った先代助六の「芝浜」があぶりだす、八雲の落語の深淵とは――? ある者は寄席を守り、ある者は再び高座を目指す。昭和落語の最後の灯が行く末を照らすその日まで――。

  • 完結
  • 紙と同時
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書籍の詳細

書店員のレビュー

『ちはやふる』とか『ましろのおと』とか、最近は日本の古典芸能を題材に使う漫画が人気のようで。日本人の心に深く根付いているものの若者には縁が薄く、それがかえって新鮮に映るのかもしれません。そして同じように題材として落語を選んでいるこの作品。テレビや雑誌にも取り上げられて、『このマンガがすごい!』のオンナ編第2位にも選ばれるなど評判高く、読んでみるとそんな評価にもちょっと納得してしまいます。一般社会とかけ離れた世界に生きる人々が持っているであろう”情”の部分が色濃く出ていると言えばいいんでしょうか。ムショ帰りの主人公・与太郎はキュートだけどすねに傷もつ元やくざ。その与太郎の師匠となる冷徹な大名人・八雲は同期ですでに他界した助六の芸に思うところがある様子。そして助六の死後に八雲が引き取ったやんちゃ娘・小夏はその死の原因が八雲にあるとにらみ…。そんな人間模様が織りなす人情ストーリー。「真打に女はいない」と小夏にいわせてさりげなく時代を説明するなど、なかなか小粋でもあります。(2012/2/17)
  • 参考になった 16

ユーザーのレビュー

(5.0)

投稿日:2017年08月08日

落語に興味なくても引き込まれる面白さ!

落語に興味は無いし、表紙の暗~い感じと、解説文の漢字の多さに人気作と知りながらも避けて来たのですが、なんの思し召しか友人数人に同じタイミングで薦められたので読んでみることにしたのです。
これは・・・・・面白い!!!!納得の人気であります。
まず1巻の主人公が表紙の暗い方ではなく、「ばかもの」の意味を持つあだ名をつけられた元チンピラ・与太郎(よたろう)。名前の通り明るく無鉄砲。
そんな与太郎が人気落語家の八雲(やくも)に弟子入りするところからお話が始まります。
この暗くて愛想の無い八雲師匠(イケオジ)がですね、また良くてですねぇー!
いつの間にやら八雲師匠が主人公にシフトチェンジするのですが、憧れや僻みや友情や夢や恋や微かな愛を抱えた落語人生が愛おしいこと愛おしいこと。
あとは表情や仕草、口調の描き方が上手く、「音」や「雰囲気」がリアルに感じられ文字が多い場面でも読みやすかったです。
食わず嫌いしている方は是非!
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