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考えるヒント4

文学史上の奇蹟と言われ、「途方もない歩行者」と評されるフランスの詩人アルチュール・ランボオ、日本の現代詩を語る上で忘れ得ぬ抒情詩人・中原中也。ランボオがこの著者にあたえた啓示が詩人の言葉を再生させ、また、中原と特異な交流を持ったうえでの洞察がいきいきと描かれる。詩人二人との関わり合いから生まれた著者若き日の凜然たるエッセイに、ランボオ詩作品の訳業の一部を収めた魅力的編集の「考えるヒント」シリーズ第四弾。

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書店員のレビュー

会社近くの書店(丸善・お茶の水店)に「知」の巨人特集として小林秀雄とその関連書籍を並べたコーナーがあります。昭和を代表する知識人を見直す機運があるようです。代表的著作として「本居宣長」「ドストエフスキイの生活」「無常といふ事」などがよく知られていますが、今回紹介する「考えるヒント」シリーズ(全4巻)は、講演記録などを中心に編集したもので、批評家・小林秀雄の思考方法、ものごとを観察する視点、発想のヒントなどを平明な語り口で明かしています。その意味で、小林秀雄入門書として多くの読者に親しまれてきたシリーズです。とくに第1巻の冒頭、「常識」についての指摘は半世紀前のものとは思えないほど、現在の状況を適格に表しています。「現代の知識人の多くが、どうにもならぬ科学軽信家になり下がっているように思われる。(中略)どうしてどんな具合に利(き)くのかは知らずにペニシリンの注射をして貰う私達の精神の実情は、未開地の土人(注:原文ママ)の頭脳状態と、さしたる変りはない筈だ。一方、常識人をあなどり、何かと言えば専門家風を吹かしたがる専門家達にしてみても、専門外の学問については、無知蒙昧であるより他はあるまい。この不思議な傾向は、日々深刻になるであろう」ネット社会に生きる若い人たちにこそ、読んでもらいたい一冊です。(2010/3/19)
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