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かくかくしかじか (5)
  • 完結

まんがの仕事に邁進する明子。余命四か月を宣告された日高先生が明子に伝えたかったのは… まんが家・東村アキコのドラマチック・メモリーズ万感胸に迫る最終巻!

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書店員のレビュー

またまた東村アキコ先生の作品ですが、こちらの『かくかくしかじか』はいつも通り面白いのに、切ない、とっても胸に来る作品です。女性漫画家版『まんが道』を想定した自伝エッセイ漫画とのことで実話に基づいて描かれており、やっぱりなぜこの作家さんにみんな惹かれていくのかが、分かってしまったような気がしました。なんといっても恩師の「日高先生」がどんどんと影響力が出てくるのですが、ほんと、時間がたたないとわからない、感謝ってありますよね。今思うと「恥ずかしすぎる!」という若かりし頃の言動の数々。ああ!先生、先輩、お父さん、お母さん、こんな私を許して!と叫びたくなる時があります。あの時なんで私はわからなかったんだろうって、そんな気持ちを代弁してくれている作品です。ダメな時の自分を包み隠さず東村先生が描いているので、本当に自分もそうでした!と漫画家を目指してはいませんでしたが、本当にそう思いました。そして今を頑張ろう!と元気をもらえるそんなマンガです。東村アキコ作品を読んだことがない方のきっかけによい作品なのではと思いました。
  • 参考になった 8

ユーザーのレビュー

(4.0)

投稿日:2017年02月14日

ある意味、一種の通過儀礼的な別れ ネタバレあり

東村先生の大学受験から作家デビュー初期辺りに重点を置いた自叙伝です。全体的に明るいタッチで日常生活や絵に対する思いについてがメインなので東村先生の作品を未読の方でも充分楽しめると思います。
ちなみに私自身は元々、小学生の時に「きせかえユカちゃん」がすごく好きだったこともあり読み始めました。きせかえユカちゃんのコミックのあとがきに書いてあった話と作中に出てくる話がかなりリンクしていて、製作当時の裏側を詳しく知ることができます。
物語は作者のモノローグから始まり高校時代に出会った恩師との8年間について中心的に描かれます。話が進むにつれて悲しい結末を予想させる進み方ながらも、あくまでお涙頂戴の感動的な描き方ではなく、明るいタッチで過去の楽しい思い出話を主軸に描かれているので陰鬱とした雰囲気はなく読みやすいです。
後半、恩師に対する思いがありながら自分の野望を捨てきれなかった場面や、作者が東京に行った後のやけに淡々としたモノローグは懺悔や後悔の気持ちがひしひしと伝わってきて胸が締め付けられます。そしてそれらは漫画家である作者特有の特別なことではなく、多くの大人が進学や就職、結婚など新しい人生の場面へ進むときに体験したであろう別れや葛藤だから余計に共感し、胸を打つのかもしれません。
  • 参考になった 1

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