格言の花束

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格言とは、いわゆる処世やためになる「いい言葉」ではなく、ひとつひとつが極めて短い人生論である、と編者は述べている。本書が1958年以来版を重ねて読者に支持されてきた理由はここに尽きる。時代を超える珠玉のメッセージ。

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格言とは、いわゆる処世やためになる「いい言葉」ではなく、ひとつひとつが極めて短い人生論である、と編者は述べている。本書が1958年以来版を重ねて読者に支持されてきた理由はここに尽きる。時代を超える珠玉のメッセージ。

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書店員のレビュー

「海老蔵暴行事件容疑者逮捕」を報じるニュースキャスターの声を聞きながら、「酒」にまつわる出来事に思いを馳せた人も多いのではないでしょうか。酒好きなら酒席での恥ずかしい思いや、失敗の一つや二つ、経験してきていることと思います。今回の事件、「被害者」の海老蔵と逮捕された加害者の主張が食い違っているという報道もありますから、どういう決着がつけられるのかわかりませんが、はっきりしていることは、海老蔵の酒ぐせというか、酒の飲み方が悪いということのようです。ご本人は記者会見で「奢りがあった」と語っていましたが、酒に呑まれてしまうタイプなのではないか。自戒の念もこめて、本書『格言の花束』に収録されている古今東西の識者が残した「酒」についての名言をいくつか、拾い出してみました。文豪シェイクスピアはこう言っています。「おのれ、目に見えない酒の精め、汝に、まだ名がないなら、これからは汝を悪魔と呼ぶぞ」思わず事件後の海老蔵の心境を想像してしまいましたが、人気役者としてはもっと厳しい状況にあるのかもしれません。イタリアの愛国者ガルバルジーの至言「バッカス(酒神)はネプチューン(海神)よりもずっとよけいに人間を溺死させた」を読めば、海老蔵の再浮上はもはやかなわないのではないかと心配になります。結局、忘年会・新年会の季節――江戸時代の儒学者・貝原益軒の教えを紹介して締めくくりとします。「酒を少しく飲めば益多く、多く飲めば損多し」(2010/12/17)
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