書籍の詳細

1万台の車に移動を警告し、5千台超に駐禁ステッカーを貼ってきた駐車監視員が綴る、ドライバーとの路上バトルの現場。紙一重のセーフとアウト、路上に鉄パイプをばらまくドライバー、ヤクザより怖い泥酔者――命がけ駐車監視員の告白。監視員志望者のための受験ガイド、ドライバーのための駐禁回避心得付。

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となりの駐車監視員のレビュー一覧

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  • タイトルに使われている「駐車監視員」の文字に思わず目が釘付けになりました。「ハザードランプをつけて、たった数分車を離れただけなのに、もう駐禁のステッカーを貼られた」というドライバーは少なくないようです。私も一度経験があります。2006年にスタートした駐車監視員制度によって、駐禁取締りがしっかり機能しているようです。この『となりの駐車監視員』(松木和哉)は、東京・銀座でなんと6000枚以上の確認商標を貼り付けてきたという駐禁違反車両発見のプロの読み物です。ページをめくると、監視員と違反者のトラブルの多さに驚きます。「6分しかとめてないんだぞ!」「トイレもいけないのかよ!」「メシもゆっくり食えないのかよ!」「その制服を脱いでかかってきやがれ!」「死ね!」…罵詈雑言にまで及ぶ数々の言葉を違反者は口にします。いい大人が、どうしてそんなに感情むき出しに怒るのか、この本を読んで目からウロコが落ちました。それは、違反者の勘違いにあるようです。道路交通法によれば、「運転者がその車両を離れて直ちに運転することができない」のが放置車両であって、駐禁の対象となります。要は、数分だろうが時間はまったく関係ないのです。教習所でも習った、そのルールを忘れたドライバーがいかに多いことか。私も然りでした。そして、もしステッカーを貼られた直後に車に戻っても、もう諦めるしかありません。また、監視員は、そそくさと現場を離れようとしますが、それはしっかりとした理由があるからです。監視員の立場と、とんでもない事例、そして駐禁ルールがわかりやすく説かれていますので、車を運転する方はぜひ読んでください。(2011/11/15)
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    投稿日:2011年11月15日