光の島 (7)

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苦悩のすえ、唄美島へやって来た不登校の少女・倉木ゆり。唄美小を見学に訪れたが、その心中はまだ転校を決めかねている状態であった。一方、同行してきたゆりの母親は、唄美でのゆりの様子に安心している様子。するとそこに、教育委員会から校長が帰ってきて…。

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苦悩のすえ、唄美島へやって来た不登校の少女・倉木ゆり。唄美小を見学に訪れたが、その心中はまだ転校を決めかねている状態であった。一方、同行してきたゆりの母親は、唄美でのゆりの様子に安心している様子。するとそこに、教育委員会から校長が帰ってきて…。

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書店員のレビュー

南洋の孤島・唄美島で、ある時、ただ一人の小学生が転校し島を出ていくことになった。村の唯一の公的機関である「学校」がなくなると、廃村も危ぶまれる状況になってしまう。島の存続のため、洋平は東京で暮らす甥の光を、島に連れて来ようとするのだが──。森口豁氏のルポルタージュ『子乞い』を原案として描かれた作品です。やがて島の小学校に入学した光の健気な姿に心を打たれます。洋平は、故郷を守りたいという思いと、光の人生を犠牲にしているのではないかという思いの痛切な葛藤にさいなまれ、光少年もまた、島がどんどん好きになり、一方では、やはり親に会いたい気持ちの板挟みになり……。「もっと島が東京に近ければいいのに!」と無茶なことを何回思ったことでしょうか。また、本作では、村の問題と並行して、登校拒否になり、島の小学校へ転校してくる子供たちの物語が描かれていきます。深刻な過疎化を抱える島の大人たちと同様に、自らの力では乗り越えがたい困難な状況に向き合い、戦い続ける姿です。その描写は迫真です。学校にいかなくなった理由は千差万別で、子供たちの心情が、読むのが苦しいほどに痛々しいまでに描かれます。問題児というレッテルを貼られてしまった子供たち。型にはまることができない個性が周囲との行き違いをうんでしまったり、愛情は持っていても、それを向ける方向が少しずれている親との関係をどう保てばよいのか分からなかったり。どちらかが「悪」ということはなく、それがまた辛く歯がゆい現実であることを突き付けられます。しかしながら、なにか事が起これば、イニシアティブは、常に大人の側のものであることに変わりなく、「問題児」という言葉は一方向からしか見ていない決めつけであって、危ういものだとあらためて思いました。考えさせられることの多い作品です。ぜひご一読ください!(2011/11/8)
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