書籍の詳細

鎌倉を舞台に繰り広げられる四姉妹の物語、最新刊。家のゴミ箱で見つけてしまった妊娠検査薬のことを誰にも相談できず、気持ちが落ち着かないすず。そんなとき、地蔵堂の軒下で眠っている千佳を見つけて、彼女の秘密も知ってしまい…。姉達には隠したまま、千佳とある願掛けに出掛けるすずだが、そこで事件が…。そして姉妹それぞれの恋が、大きく動き始めて!?

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海街diaryのレビュー一覧

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  • 海街diary
    『カリフォルニア物語』や『バナナ・フィッシュ』などのイメージが強い吉田秋生氏でしたが、こんなにも叙情的な人間模様の漫画も描けるのかぁという衝撃は凄かった。古都・鎌倉で織りなす、様々な世代の人間模様は、緻密に計算されていながら、どことなく「あっけらかん」としています。それが古都・鎌倉ならではの独特のメランコリーと相まって、読後には切なくて心地よい余韻が残りました。
    投稿日:2014年08月29日
  • 海街diary
    子供の頃、「河よりも長くゆるやかに」が大好きだった。あの主人公の少年の、暗い生い立ちの中の、まぶしい明るさ。身勝手な大人たちが作った環境を、壊すのでもなく必死にでもなく、生きることを楽しんでいるトシちゃん! 人生って、こんな感じでしょ…力を抜いて楽しもうよ、楽しめるよ。子供なりにそんなメッセージを受け取った気がした。そして大人になって、不惑も越えて…今、素直に泣きたい時に読むのが「海街diary」。人生って、いろいろあるよ。でも楽しもう、楽しめる。いつだって人生は切ないけど、それを教えてくれた吉田先生、ありがとうございます。
    投稿日:2014年08月29日
  • やはり、吉田秋生はいいです!『マンガ大賞 2013』で大賞を取った作品でもありますね。この「海街diary」は鎌倉を舞台にしたとある一家、香田家の家族の絆を描いた作品です。しっかり者の長女をはじめとする3姉妹が、父親の死を機に、母親違いの中学生「すず」を引き取り一緒に暮らしていく選択をします。女4姉妹での暮らしぶりを描いていますが、それぞれの職業や立場や恋愛など、様々な悩みが等身大で、とてもくつろいで読むことができます。きっと実際、両親がいなかったら大変なことがたくさんあるんだろうな…と思うのですが、この鎌倉という歴史のある街で、そして昔からの家屋に住み、4人姉妹でギャーギャーと暮らしているのを見ていると、男兄弟しかいない私としては、なんだかとってもうらやましく思えてしまう作品です。
    • 参考になった 9
    投稿日:2013年03月29日
  • 男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃は…。鎌倉を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!! ……ということで、『BANANA FISH』の吉田秋生先生が描く家族モノです。ごくごく普通の世界が舞台なのですが、なぜこんなにドラマチックなのでしょう。すげえ面白いです。読んでいただくと分かると思うのですが、見せ方がうまくて、次のコマ、次のコマ……と、どんどん追っていってしまいます。まさに「物語の世界に引き込まれる」という感覚です。このテンポと間。いつまでも浸っていたいです。(2012/5/22)
    • 参考になった 0
    投稿日:2012年05月22日