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「ビジネスは妄想空想の類でないと挑戦する価値はない」良いものが売れる時代は終わり、売るための技術がヒットを作っている現在。あなたが買ったのか、それとも買わされているのか。知らないと損をする広告代理店の裏側を、三田紀房が描く!

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透明アクセルのレビュー一覧

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  • 先行きが不透明な不景気感、なんだか嫌ですね。活況を呼ぶというか、ビジネスマンが元気になりそうなマンガ、それが『透明アクセル』です。著者の三田紀房は、東大受験をテーマに描いた大ヒット作『ドラゴン桜』で有名ですが、『透明アクセル』は大手広告代理店に就職した新社会人・青木智也がプロジェクトの成功を追い求める物語です。芸能界のドンとよばれる実父のコネで就職した青木が、初仕事である競艇の宣伝のためにフィギュアスケートで活躍する山田麻美を競艇選手に転職させ、やがて一大プロジェクトの中心メンバーとなっていくのが骨子ですが、営業マンのみならずビジネスマンにとって刺激的な内容です。それは、どうすればモノが売れるか、人の心を動かすことが出来るのかという命題に対する作者の答えが描かれていて、逐一納得させられるからです。例えば、情報過多の時代に単に宣伝するだけでは、企業は消費者に信用してもらえません。ならば、どうするか。それは「空気を作る」ことだと描かれています。そのために、「話題をつくり こちらが言いたいことを 消費者自身の口から言わせる!」ことで、情報が浸透して共有されるのだそうです。青木は、この方法論を実践すべく、額に汗して走り始めるのですが、時にはつまずきます。その度、一つ一つ学んでいくのですが、そのノウハウが心を打ちます。壁にぶつかっているビジネスマンにもおすすめのコミックです。(2012/1/10)
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    投稿日:2012年01月10日