書籍の詳細

天才漫画家・細野不二彦―――― 降臨!! 時は1980年代初頭―― 近い将来、ひとかどの漫画家になってやろうともくろむ一人の若者がいた 男の名は焔燃。ホノオに衝撃を与え続けてきた大御所! 天才・細野不二彦がついに降臨! 圧倒されるホノオに立ち向かう術はあるのか!? さらに庵野達、ダイコンフィルムは崩壊寸前……?? ゴールは見えずも止まれない、プロという名の修羅の道! 熱血芸大生の七転八倒青春エレジー 逆境しかない20巻!!

総合評価
5.0 レビュー総数:5件
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アオイホノオのレビュー一覧

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  • 実写ドラマも好評のうちに終わった本作。「何者かになりたい何者でもない若者」の苦悩や、根拠のない「俺だけは分かってる」感は非常にリアルで、クリエーター志望だけど特に何もしてないというような学生は読んだら「うわあああ」となること必至でしょう。内容的には業界ネタが多いので、前知識として当時のマンガ・アニメ状況や、庵野秀明ら(旧)ガイナックスメンバーを知っているか否かで面白さは変わるような気もします。紙書籍の帯にも使われた「あだち充は野球漫画の描き方を全然をわかってない」「高橋留美子はタイミングだけで生きている」「原秀則のマンガはマイナスもないが内容もない」等々の上から目線な名言(?)は強烈。80年代のマンガ・アニメ好き学生たちの空気感を本作以上に描ける作品は今後も現れないんじゃないでしょうか。
    • 参考になった 6
    投稿日:2014年10月21日
  • これぞオタク・ジェネシス(創世記)
    自分が「オタク」という言葉を始めて聞いたのが高一の時なので、まさしくこの時代のことになります。
    できれば、「西にダイコンあらば、東にアウトライン有り」と言われた(?)アウトラインフェスにも触れて欲しいですね。
    高松信司、又の名を妻方 仁(股に名前があるのか?)も是非。
    • 参考になった 6
    投稿日:2014年07月11日
  • ネタバレあり
    熱血主人公
    根拠のない自信に満ち溢れどうでもいいことに躓き苦悩する若き漫画家志望者の話、燃えよペンが好きな人や主人公と同じ年代の漫画好きアニメ好きにはたまらない作品だと思う ただ一つ問題があるとすれば作者があだ○先生や同業者に怒らてないか不安になる
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年07月21日
  • 70年代生まれの漫画好きのための物語
    70年代のため、と言ってももちろん話がわかる人には超絶に面白い。

    炎の転校生を読んだことがなくてもエヴァンゲリオンは観たことがある人や、
    エヴァンゲリオンは観たことがなくてもあだち充のみゆきを毎週読んでいた人や、
    漫画なんか興味ないけどアニメは大好きだぜとオネアミスの翼からナディア、グレンラガン辺りを観たことがある人なんかにオススメです。

    この物語はフィクションだけどノンフィクションでもあり、ノンフィクションだと思って読んでいくと主人公が誰なのかわかる。
    その本人であろう島本和彦はほんとにこういう感じの人で、現在もツイッターでそんなキャラのままやり取りしているのが見れる。
    今はそういう時代なので漫画家を近くに感じられるが、昔は本当に存在するのかすら確証がないじゃないか!とほんとに思ってたものである。
    それこそこの漫画のホノオくんのように妄想ばかりして生きていた時代を思い出して恥ずかしい。

    一応予備知識がない人にもオススメしたいけど、やっぱりおっさん共にオススメしたい漫画である。
    • 参考になった 10
    投稿日:2013年07月11日
  • 漫画家漫画にはずれなし、とはよくいったもの。「まんが道」然り、「バクマン。」然り。確かに傑作といわれる作品は多いです。でも、私が本当に読みたかったのは、昔過ぎず最近でもないこの作品の時代の話。80年代ノスタルジーですね。PCやビデオデッキがいまほど一般的じゃなく携帯電話もない、そんな時代が背景なら共感できないわけがない!ってなもんです。そして主人公は著者の若きころがモデルであり、フィクションと断りながら著名人も実名でポンポン飛び出すのですからそりゃあ興味をひかれますよ。当時の売れっ子になりつつあったあだち充に高橋留美子、ライバルの庵野秀明とガイナックス&ボンズの面々、矢野健太郎岡崎つぐお、そしてこれはコアミックスの社長さん? 本気出していないモードの主人公の毒舌的な漫画批評やその文化に対する風刺と相まって楽しいことこの上ない。年代的に漫画やアニメ・SF関係でネタになりそうな出来事は目白押しなので、それをどんなに面白おかしく料理してくれるのか、まだまだ楽しみです。(2011/12/30)
    • 参考になった 0
    投稿日:2011年12月30日