耳無芳一の話

文字遣い種別:新字新仮名底本名1:小泉八雲全集第八卷家庭版底本出版社名1:第一書房底本初版発行年1:1937(昭和12)年1月15日底本名2:底本出版社名2:底本初版発行年2:入力者:京都大学電子テクスト研究会入力班校正者:京都大学電子テクスト研究会校正班

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文字遣い種別:新字新仮名底本名1:小泉八雲全集第八卷家庭版底本出版社名1:第一書房底本初版発行年1:1937(昭和12)年1月15日底本名2:底本出版社名2:底本初版発行年2:入力者:京都大学電子テクスト研究会入力班校正者:京都大学電子テクスト研究会校正班

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ユーザーのレビュー

(5.0)

投稿日:2017年10月11日

怪談の最高峰

カズオ・イシグロ氏は英国本国では日本における小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)のような捉え方をされているというけれどどうなのか。(こう…なんか黄色人種として英国で苦労した日系移民であるはず!みたいなレッテル貼りたそうな扱いには違和感あり。お父上は海洋生物学者ではなく海洋学者さんだそうです。海流の流れ等々。不正確な情報を過去レビューに記載し深くお詫び申し上げます)。
閑話休題。
日本人の奥様に古く伝わる伝説伝承の類を語らせて八雲は創作に及んだそうですが。琵琶法師に語り継がれてきた数百年と洗礼を受けて残っているソースな訳で。しかも平家物語に壇ノ浦に、舞台設定は完璧。目が見えない琵琶の名手の芳一だからこそ成立する内容。日本人が大好きそうな起承転結も余韻も完璧。格調高い日本語の文章。
本作は、怪談の最高峰だと思っています。子どもの時は鮫人の涙がルビーに変わる話が好きでしたが。
ところで、平家の落ち武者の亡霊の祟りとされる、人の顔が甲羅に浮いたような人面ガニは、いわゆる人為的な突然変異を起こした結果の産物という話を知ったときは面白かったです。羽根に目玉のような模様がある蛾や蝶が天敵に避けられた結果生き残ったように、平家の祟りを恐れた漁師が人面ぽいカニばかりを捕れても海に逃がし続けた結果そういうカニばかり増えちゃったという例のお話です。
しかし幽霊の正体みたりみたいな話ばかりではなく、あの壇ノ浦辺りの海には、現代でもいろいろいつわには事欠かないようで…(いたずらに心霊スポットや曰く付きの場所に近寄るのはお勧めできません)。
「耳なし芳一」は、オチやあらすじをご存知の方は多いとは思いますが、日本が誇れる名文だと思うのです。
古今東西の名作が0円で読めてしまう青空文庫は弱者の味方(本に、趣味に散財できる時点で強者との説あり)。
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