書籍の詳細

派閥争いの結果、副社長が斉木(さいき)常務に決まってお先真っ暗になった金子(かねこ)は、瀬上年男(せがみ・としお)と不倫していたOL・まなみを抱いた後に倒れてしまう。一方、斉木常務側についていた年男は、その祝勝会をすっぽかして友美(ともみ)とのデートに向かい、ついに彼女と肉体関係を持つ。そして年男は、自分のやすらぎはこの女なのだと感じて愛の告白をするのだが……!?年男が最後に行き着くやすらぎとは?意外な結末を迎える完結巻。

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俺にはオレの唄があるのレビュー一覧

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  • 数ある柳沢きみお作品の中でも、もしかするといちばんの傑作かも、と思うのです。わずか全2巻のこの作品、コンパクトな物語の中に、柳沢きみおが描き続けているサラリーマン漫画のエッセンスというか、作者の描きたいことが凝縮されてるように感じます。すべて順調にいっていたのに、ある日を境に、日常に見切りをつけた男。安アパートを家族に内緒でコッソリ借り、会社の帰りに寄って学生時代の気分に浸ったりと、まるで小さな旅行です。人生捨て鉢っぷりが徐々にエスカレートしていくのですが、そんな主人公の姿がなんとも痛快で、共感される人も多いのではないでしょうか。(2011/8/9)
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    投稿日:2011年08月09日