ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

500円 (税別)

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大学病院に搬送された男が急死した。医療ミスを訴えたものの民事裁判で敗れた遺族が刑事告訴をしたため、STが捜査を開始する。その大学病院で研修医をしていたSTリーダーの法医学担当・赤城左門は、捜査の過程で、封印していた自らの過去と対峙する――。感動のラストが待つ好評「色シリーズ」第2弾。

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大学病院に搬送された男が急死した。医療ミスを訴えたものの民事裁判で敗れた遺族が刑事告訴をしたため、STが捜査を開始する。その大学病院で研修医をしていたSTリーダーの法医学担当・赤城左門は、捜査の過程で、封印していた自らの過去と対峙する――。感動のラストが待つ好評「色シリーズ」第2弾。

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(1)赤城左門。法医学担当。彫りの深い顔。髪は無造作にかき上げられており、数本の束がはらりと額にかかっている。頬に無精髭が浮いているが、不潔な感じがせず、男の色気を感じさせる。「一人前の男は一匹狼でなければならない」という人生観を持っていて、そのような行動をとる。(2)黒崎勇治(ゆうじ)。第一化学担当。長い髪を後ろで束ねた、毒物の専門家。必要なこと以外滅多に口をきかない、武道の達人。(3)青山翔(しょう)。文書鑑定担当。筆跡鑑定やポリグラフ、プロファイリングに長けている。色白でおそろしいくらいに端正な顔だち。睫毛が長く細面(ほそおもて)で、初対面の人間は例外なく見とれる。(4)結城翠(ゆうきみどり)。物理担当。異常なまでに聴覚が発達していて、かすかな物音を聞き分ける特殊能力を持つ女性。見事なプロポーション、切ないくらいに肉感的。大きくよく光る眼が色っぽく、唇がまた肉体の官能美を上回るほどにセクシー。(5)山吹才蔵(やまぶきさいぞう)。第二化学担当。髪を短く刈り、作務衣(さむえ)を着て殺人事件の現場にやってきて、死体の脇に膝をついて経をあげてから検証にとりかかる。寺の一人息子で、警視庁職員でありながら得度して僧籍をもつ。警察小説の旗手、今野敏が1998年に発表した『ST 警視庁科学特捜班』の魅力的な登場人物です。それぞれが特異な能力を持ちながら、あまりにも特異であることから所属する科学捜査研究所内で異端視され「はみ出し者」扱いされている。この5人を集めて「科学特捜班――ST」が結成され、折から中野区内で発生した殺人事件の特別捜査本部に初めて投入されるところから、物語は始まります。メンバーは皆、刑事ではなく一般職、それぞれの専門分野の研究者・科学者であって、警察手帳はもっていないし、拳銃や手錠を携行することもありません。いうまでもありませんが、逮捕権や強制執行の権限もありません。彼・彼女らSTをキャップとして率いるのはキャリア組の百合根友久警部、30歳。捜査経験は浅いが、その分柔軟な思考の持ち主で「はみ出し者の集団」の陰口も聞こえるSTメンバーの異色な能力を生かしていこうと努めます。しかし経験主義色の濃い刑事たちは特異な存在のSTメンバーを色眼鏡で見るものも多く、捜査会議でも異質なSTは刑事たちに相手にされません。刑事とSTの間に立つ百合根警部は冷や汗の連続という展開。警察小説といえば、ふつう刑事が主役。地道な捜査に基づいて真相を予見して犯人を絞り込んでいくプロセス、推理がその魅力です。しかし、本書では主役は刑事ではありません。警視庁の一般職として科学捜査研究所に属する研究員。どこか頼りないキャリア警部に率いられる異能スタッフたちが、2人の中国人女性、南米系の白人女性の死体が中野区内で連続して発見されるという事件に挑みます。中野区内のマンションの一室で発見された最初の中国人女性はメッタ刺し、乳房も下半身もむき出しの状態だった。行き当たりばったりの犯行の可能性が濃厚だった。同じ中野区内の神社境内で発見された二人目の中国人女性はどこか他の場所で殺害されて神社境内に遺棄されたとものと見られ、この点で一例目とは真逆な計画性がうかがわれるケースだった。3人目の南米白人女性の場合は、寺に遺棄されていたが、着衣に乱れはなかった。3例とも膣内に精液が残されていたという共通項はあるものの、精液の血液型は違っていたし、プロファイルの概念に照らし合わせていくと犯罪のパターンがそれぞれに異なっていて「連続殺人」とは言えないのではないかと考える刑事も多かった。この難事件を異能集団のSTが解決していくわけですが、今野警察小説の新機軸となった科学捜査の醍醐味を楽しませてくれると同時に、STメンバーの特殊能力が物語の展開に力とエンタテイメント性を与えています。遠く離れた犯人の声を聞き分けてしまう結城翠。襲いかかるチャイニーズマフィアの集団を数十秒で無力化してしまう黒崎勇治。そして犯人が仕掛けたプロファイリングの罠を見抜いていく青山翔・・・・・・。異色な警察小説として1998年にスタートした『ST 警視庁科学特捜班』は、広範な読者の支持を得て、シリーズ化されました。イーブックジャパンでは現在、本書の他に7作品(『ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人』、『ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル』、『ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル』、『ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル』、『ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル』、『ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル』)がリリースされています。魅力ある異能集団の活躍をあわせてお読みください。(2013/5/17)
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