賭博堕天録カイジ (1)

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「パッ…と目覚めちゃいましょうよ、その冬眠から……!」――。パチンコ「沼」での勝利から6カ月後、無一文になった伊藤開司(いとう・かいじ)は、働きもせず堕落しきった毎日を送っていた。そんなカイジを居候させていた坂崎(さかざき)もさすがに愛想が尽き、300万円を手切れ金にして彼を追い出そうとする。その時、カイジを捜していた地下強制労働施設での仲間であった三好(みよし)と前田(まえだ)が現れて……!?

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「パッ…と目覚めちゃいましょうよ、その冬眠から……!」――。パチンコ「沼」での勝利から6カ月後、無一文になった伊藤開司(いとう・かいじ)は、働きもせず堕落しきった毎日を送っていた。そんなカイジを居候させていた坂崎(さかざき)もさすがに愛想が尽き、300万円を手切れ金にして彼を追い出そうとする。その時、カイジを捜していた地下強制労働施設での仲間であった三好(みよし)と前田(まえだ)が現れて……!?

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(3.0)

投稿日:2017年03月04日

長々とした思考地獄が顕著に

カイジの第三弾。第一弾の「賭博黙示録」と第二弾「賭博破戒録」前半の「地下チンチロ」編までは緊迫感・駆け引きがテンポ良く描かれ、大逆転のカタルシスが気持ち良すぎたが、第二弾後半の「沼」編からダラダラ話が長くなる福本伸行の悪癖が出て来て、本作賭博堕天録ではより強くなる。「17歩」という斬新なギャンブルと、その裏の駆け引き・想像出来ない大逆転の一手は良かったが、さすがに無理やり過ぎる一手だったし、そこに至る一歩一歩が長い。一歩進むためだけに延々思考・思考・思考・・・。まだ一応最終巻での大逆転カタルシスは気持ち良かったが、そこまで読み進めるのが大変と感じてしまった。
ちなみに、最終13巻ラストでいかにもまだ続くぜという終わり方をして、実際この後「和也編」「ワンポーカー編」と続くのだが、雑誌連載で読んでいて緊迫感・駆け引きの低下と引き延ばし感がどんどん顕著になっていったので、単行本購入はこの「賭博堕天録」で止めた。振り返ってみると「地下チンチロ」編までで良かったかもしれない。
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