三国志 (2) 陰謀の都

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北方謙三渾身の大長編小説を超技画アーティスト河承男が劇画化!孫堅文台、奇しくも曹操と同年であるが、家柄の整った曹操と違い、生業は長江から黄海流域を荒らし廻る海賊であった。孫堅は海を捨て、猛スピードで国盗りに励んで行く。その頃、曹操は先の黄巾軍討伐の功績により、済南郡の相を命ぜられていた。都から遠く離れていたが、曹操は宮中の動きを間者を使い常に監視していた。覇業を志す男たちが乱世を駆け巡る!!

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北方謙三渾身の大長編小説を超技画アーティスト河承男が劇画化!孫堅文台、奇しくも曹操と同年であるが、家柄の整った曹操と違い、生業は長江から黄海流域を荒らし廻る海賊であった。孫堅は海を捨て、猛スピードで国盗りに励んで行く。その頃、曹操は先の黄巾軍討伐の功績により、済南郡の相を命ぜられていた。都から遠く離れていたが、曹操は宮中の動きを間者を使い常に監視していた。覇業を志す男たちが乱世を駆け巡る!!

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書店員のレビュー

日本における三国志もの、といえば横山光輝か吉川英治が有名。こちらの原典は通俗小説の「三国志演義」で、今回取り上げる漫画の原作である北方謙三の小説は史実に比較的忠実な「正史三国志」なのだそう。大衆向けの脚色を排除して人物描写を深く掘り下げて…、そんな予備知識を入れて読みましたが、この漫画版はまたそれとは趣が違うように思います。劉備や曹操はイメージ通り。怪物・呂布にガマガエル・董卓と、人物設定は変にいじられてはいません。ではこの漫画の優れている点は?と問われたら、第1巻の立ち読み部分を読むだけでわかる、といいたいですね。見開きで描かれセリフを極力無くした桃源の誓いのシーンや、土埃に煙る壮絶な騎馬戦。空気の濃密さや大陸の圧倒的なスケールが感じられ、軋む楯、唸る剣の音や馬のいななきまでもが聞こえてくるよう。そこには、どこかの戦国アニメのような”軽さ”が微塵もありません。ハードボイルドの巨匠と超絶技法の漫画家の融合作が、三国志ものの白眉へと昇華する期待感たっぷり。5年かけ完結する全30巻、最後まで見届ける価値アリです。(2011/8/26)
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