書籍の詳細

曹操は呂布との最後の決戦に挑む。先鋒は、下ヒ城を追われ曹操を頼り、客将となっていた劉備一党。後詰めに二十万の大軍を率いる曹操。絶体絶命の呂布。赤兎馬と配下の黒武者隊は呂布が盾となり戦線を離脱する。遂に広原の怪物・呂布も囚われの身となる。曹操は問う。お前の闘い、殺戮には大儀があるのか。志があるのか。呂布は不敵に笑う。「俺が不思議だろ。心ひとつ動かさず人を殺める俺が…」

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三国志のレビュー一覧

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  • 日本における三国志もの、といえば横山光輝か吉川英治が有名。こちらの原典は通俗小説の「三国志演義」で、今回取り上げる漫画の原作である北方謙三の小説は史実に比較的忠実な「正史三国志」なのだそう。大衆向けの脚色を排除して人物描写を深く掘り下げて…、そんな予備知識を入れて読みましたが、この漫画版はまたそれとは趣が違うように思います。劉備や曹操はイメージ通り。怪物・呂布にガマガエル・董卓と、人物設定は変にいじられてはいません。ではこの漫画の優れている点は?と問われたら、第1巻の立ち読み部分を読むだけでわかる、といいたいですね。見開きで描かれセリフを極力無くした桃源の誓いのシーンや、土埃に煙る壮絶な騎馬戦。空気の濃密さや大陸の圧倒的なスケールが感じられ、軋む楯、唸る剣の音や馬のいななきまでもが聞こえてくるよう。そこには、どこかの戦国アニメのような”軽さ”が微塵もありません。ハードボイルドの巨匠と超絶技法の漫画家の融合作が、三国志ものの白眉へと昇華する期待感たっぷり。5年かけ完結する全30巻、最後まで見届ける価値アリです。(2011/8/26)
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    投稿日:2011年08月26日
  • あの“北方『三国志』”がついに漫画化。これを待っていた、願っていたというファンの方は多いのではないでしょうか。作画を担当するのは韓国漫画界の第一人者、河承男(ハスンナム)氏。まさに日・中・韓、「三国」の大プロジェクトですね! 独自のアレンジが加えられた主要キャラたちが、今後どんな活躍をみせるのか。小説の漫画化には賛否両論がつきもので、期待と不安でいっぱいですが、非常に楽しみ。今後の展開に注目です!
    • 参考になった 0
    投稿日:2011年05月03日