書籍の詳細

馬が大好きだという思いから競馬学校に入学して騎手を目指す上杉圭(うえすぎ・けい)。まもなく卒業を迎えるというのに成績がいまひとつの上杉は、誰もが手を焼く難しい練習馬「フラワーカンパニー」と出会って……!?少年が様々な試練を乗り越えながらジョッキーとして大成していく……天才騎手・武豊が原案を担当した、競馬の世界を舞台にした青春群像劇!

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ダービージョッキーのレビュー一覧

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  • 競馬好きにはたまらない、ダービーまでの1週間=ダービー・ウィーク。私もこの時期は仕事が手につかないんですよねえ。で、この文章が公開されるのは金曜日。なので、もう一気に盛り上がっていいと思うのでこの作品を紹介しましょう。これは競馬学校を卒業した主人公が、プロとして歩んでいく過程を描く成長物語。原案はダービー4勝の武豊で、走らせる側の心理描写は説得力あり。でもこの作品の特筆すべき所はそこではありません。異様に高い競馬濃度、そして深い競馬愛があるということが競馬好きの心をくすぐってくれるのです。全編ほぼ競馬のことのみに終始し、余計な日常はそぎ落とされています。主人公親子の団らんやデート場面でも話題は競馬オンリー。描写も渾身の一筆という体で、競走馬はあくまで大きく力強く、コースのラスト100mは本当に長く険しく見える。そんな舞台で研ぎ澄まされるジョッキーのたくましい精神。読めば間違いなく気合いが入ります。競馬を知らない人でも、きっと熱狂するファン心理がわかるのではないでしょうか。(2011/5/27)
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    投稿日:2011年05月27日
  • 身震いするほどの興奮と感動に満ちた大作。“生命”を表現する描写には、全身が粟立つ。「一歩歩むごとに成長」するその瞬間! 「生命力が膨らんでいく」その瞬間!(第15巻より) 生き物を描くとは、こういうことをいうのだろう。圧倒的な熱量で描かれるレース、ぶつかり合うジョッキーたちの意地と矜持、壁をひとつひとつ乗り越え職業人として着実に成長していく少年の姿……。盛り上がり続ける展開に心を奪われ、作者の思うがまま、いいように翻弄されてしまう。
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    投稿日:2011年04月05日