書籍の詳細

話題の俊英が描く、初のショート連作!ばーちゃんの遺した平屋で一人暮らしするキー坊。思い立って「お菓子の家」を作ってみたり、生タケノコと格闘してみたりと自由気ままな食生活は時にほっこり、時にザンシン…!?マイペースで風変わりな仲間たちとくり広げる、四季折々のふしぎな食宴!

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縁側ごはんのレビュー一覧

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  • 2009年に異例の4社合同フェアでデビューした漫画家なので、作品を読んだことがなくても河内遥(かわち・はるか)の名前を耳にした人は少なくないはずです。いろんなジャンルで描き分ける漫画家で、私は時代劇作品が好みですが、この『縁側ごはん』も素敵でした。「ばーちゃんのかたみ」の平屋に住むキー坊が主人公で、今風に言うと草食系のこの青年の作る料理を中心に描いています。淡々とした日常のなかで、時々訪れる姉と一緒に「ばーちゃんが教えてくれた」揚げ菓子や土佐煮を作るのですが、これがすこぶる美味しそう。ぐつぐつと、おでんを煮立てるシーンなんて、読んでいるほうも熱燗を用意したくなるほどです。食を通した歳時記としても、楽しめる作品です。ばーちゃんは回想としても登場しませんが、孫にとってのばーちゃん…縁側の日向の匂いが伝わってきそうな心を暖かくしてくれる作品です。(2011/11/29)
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    投稿日:2011年11月29日