書籍の詳細

暗い部屋でひとり身支度を整える、ライブ前の竹之進。幕の外から聞こえてくる観客の声に耳を傾けながら、徐々に自身のボルテージを上げていく。満を持してステージに登場すると、そこには大声援を送る観客の映像が映ったテレビと、イタズラ用の固定電話機があって…。これは現代の神話なのか、それとも単なる古典的ナンセンスユーモア漫画なのか…?奇才・長尾謙一郎が全宇宙へ向けて放つ魂の叫びを聞け!!

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  • なんなんですかね。なんか読んでしまうんですよね。長尾謙一郎作品って実際意味がよくわからないところあるじゃないですか。連載中は完全に迷子です。ただそれがコミックとしてまとまると、ぼんやり全体像が見えてくる。点と点がつながって線になる感じでしょうか。そして完結すると、その線が形になりはするんですが、それでもやっぱりぼんやりとした感じでしかとらえることができない不思議な作品がいっぱいあります。そしてそんな作品の魅力に取りつかれた人間の一人として、今後もこのぼんやり感と向き合っていくということは、私自身の望むところであり、思い出したように読み返しては、やっぱりぼんやりしていて、それがとても心地いいんですね。っていうか、そういう意味では変態なんだと思うんですよね、私自身。つまりリトマス試験紙みたいなものなんですよ、長尾謙一郎氏の作品は。実家の『おしゃれ手帖』、キラッキラ輝いてますもん。ナンセンスが一周しかけてやっぱりナンセンスな、トルクの強い物語。まだお読みでないという方はこの機会にぜひ、お手に取っていただければと思います。
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    投稿日:2014年04月01日