書籍の詳細

レーサーの田村俊夫はレース中に事故を起こし、顔の骨が潰れ、折れた肋骨が8本も肺に刺さり、更には背骨が折れ、骨盤が割れたにもかかわらず、超人的な回復力を見せる。…しかし、その無謀な運転スタイルからレーサーをクビになってしまう。だが、その後、自暴自棄になった俊夫のもとにシャドウと名乗る男が現れ、俊夫を大金で雇うというと言い…?そして、それを承諾した俊夫は、カリブ海に浮かぶ島で苛酷なテストを受けることに…!?

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デスハンターのレビュー一覧

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  • SF作家の大御所として知られる平井和正ですが、小説家として本格デビューする前は漫画原作を手がけていました。パートナーとなる作画は、当時『月光仮面』(原作:川内康範)を連載し終えて間もない桑田次郎です。平井&桑田の黄金コンビによる作品は大ヒット作『8マン』をはじめ、『エリート』『超犬リープ』がありますが『デスハンター』の出来栄えが、今でも少しも色あせていないその質の高さに驚くばかりです。ジャンルは書名から想像できる通り、サバイバルホラー。平井のサバイバルホラーといえば、小説『死霊狩り』(ゾンビー・ハンター)が有名ですが、先に発表したこの漫画原作の『デスハンター』がベースとなっているようです。物語は、強靭な体力を持つ元レーサーの田村が他の屈強な若者と一緒に、カリブの島でサバイバルテストを受けるところから始まるのですが、その目的が「デスハンター」としての能力を試すことだったのです。地球外生命体である「デス」は人間に憑依して、周囲の地球人を殺戮するという恐ろしい生物。厄介なのは、外見からはデスが憑依しているかどうかの区別がつかないこと。デスハンターの仲間や恋人、家族に対して疑いの眼差しを向けなくてはならない田村は苦悩するのですが…。デスハンターは人類を守れるのでしょうか…驚きの結末が用意されています。サバイバルホラーの原点ともいうべき名作です。(2014/1/10)
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    投稿日:2014年01月10日