書籍の詳細

高校を中退したあやめは、原付きで走り回ってはケンカばかりして、保護観察になるほど荒れていたが、毎日を楽しく過ごしていた。それは大好きな友達のしのぶと一緒だったからが。だが、しのぶは突然の事故で死んでしまう。放心のあやめは、気がついた時には高層マンションに立っていて、空に飛び出そうとしていた。それを止めた恋ヶ窪ワークスの店主と知り合い、あやめはワークスで働くようになる。あやめが不器用ながらまっすぐに生きる姿を描くヒューマンストーリー。

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恋ヶ窪★ワークス完全版のレビュー一覧

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  • 初めてバイクに乗った時、驚くほど自分の世界が広がったことを覚えています。それは、単純に行動範囲が広くなったということ以上に、流れる風景を目にしつつ疾走感を身体で浴びる心地良さを発見したからだったと思います。『恋ヶ窪★ワークス』(大森しんや)はバイクショップで働くあやめと店主のボス達、バイクを心から愛する人間のエピソード集です。バイクが題材でありながら、バイクに乗っているシーンは、そう多くありません。バイクに初めて接する多感な少年や少女の心の機微や、元ライダーの中年サラリーマンが久しぶりにバイクにまたがった時のトキメキなど、心動かされる話があふれています。バイクに乗ったことがない人も、十分楽しめる作品なのです。(2011.4.5)
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    投稿日:2011年04月05日