書籍の詳細

輸入インテリア会社社長の榊は、男同士のドライな恋愛関係に満足していた。だから、取引先の担当者・岡田の事も本気になるはずはなかったのに…。切ない恋が胸に迫る大人の純愛ラブストーリー★描き下ろしは後日談♪収録作品:嵐のあと4/嵐のあと5/Anticyclone/あとがき※芳文社刊行のコミックスを分冊しております。

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嵐のあとのレビュー一覧

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  • 嵐のあと
    「シグナル」にも登場する輸入インテリア会社社長の榊が主人公。細いフレームのお洒落なメガネをかけたこの男が実にクールで格好良い!取引先の好みのタイプであるノンケの男と飲み会で同席、ひょんなことから記憶をなくすほど飲み気づいたら彼の家で…。どこか冷めてて今まで誰にも本気にならなかった榊が、たった一人の男との出会いで嵐が吹き荒れる!?最初から最後まで終始思いがけない展開にハラハラさせられっぱなしです!!
    投稿日:2014年08月29日
  • 前回ご紹介した『シグナル』に登場する鬼畜眼鏡(笑)・榊が主人公のお話です。ゲイとノンケの恋を切なく描き、「このBLがやばい!2009年版」でも4位にランクイン!榊は真性ゲイで、学生の時初めて本気で好きになった相手は、芦原の妹と結婚したノーマルの田町。学生時代の苦い経験から、男同士のドライな恋愛関係を好み、普段はノンケに手を出さない榊だが、仕事の取引先でタイプの男・岡田が現れ…。しかし榊のタイプわかりやす!『シグナル』では村上君にアタックしてましたしね!榊は職場とか親しい人にはカミングアウトしてるみたいです。ゲイのパートナー(セフレ?)も普通に職場に遊びに来ます。でも本気の相手には、軽蔑されるのが怖くてカミングアウトできない。ノンケの岡田の事も好みなだけで本気になるはずないと油断していたが、だんだんと学生時代の強く揺れる嵐のような感情が高まってくる榊。この気持ちはいつか静まる。そう信じて嵐をやり過ごそうとしていたが……ゲイがノンケに恋をすると、こんな風になってしまうのね。臆病で前が見えない。とんだヘタレ眼鏡です(笑) 学生時代の感情がよく出てくるのですが、榊がここまで田町に本気だったとは知らなかった。『シグナル』では割と嫌なキャラで鬼畜っぽかったんで、こんな切ない想いを抱えていたとはびっくりです。岡田はノンケですが、無自覚に思わせぶりな態度をとって、榊の感情をかき乱す。榊がカミングアウトして決裂した時、ピリピリと伝わってくる二人の緊迫感は凄まじかった――こっちまで緊張してしまいました。間のとり方というか、空気や雰囲気の表現が本当に上手い作家さんです。リアルな話と作りこまれたキャラ、綺麗な絵柄で多くのファンを持つ日高先生の描く、ゲイとノンケの切ない恋が胸に迫る、嵐のような大人の純愛の行方をそっと見守ってください。
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    投稿日:2011年04月15日