サトラレ (3)

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1960年代後半。大学に入学し、念願の一人暮らしを始めた青年・国光(くにみつ)ひろみ。新居の古いアパートに入った彼は、そこで頭の中に響く謎の声を感じる。戸惑う国光の前に現れたのは、彼の下の部屋に住む唯一の住人・椎名由紀(しいな・ゆき)。彼女はまだ世間にこの病気が知られていない時代の、最初のサトラレだった――。ある日、国光は大学の一方的な学費値上げに反対する学生運動に参加することになるが……!?

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1960年代後半。大学に入学し、念願の一人暮らしを始めた青年・国光(くにみつ)ひろみ。新居の古いアパートに入った彼は、そこで頭の中に響く謎の声を感じる。戸惑う国光の前に現れたのは、彼の下の部屋に住む唯一の住人・椎名由紀(しいな・ゆき)。彼女はまだ世間にこの病気が知られていない時代の、最初のサトラレだった――。ある日、国光は大学の一方的な学費値上げに反対する学生運動に参加することになるが……!?

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書籍の詳細

書店員のレビュー

誰しも一度は妄想し怖れたであろう状況を漫画にしたのが、この『サトラレ』。人の心が読める超能力者の話はよくありますが、これはその逆で、他人に自分の心の内が聞こえてしまう「サトラレ」たちの物語。彼らの悲劇の代償に、神様はサトラレたちになにかしらのジャンルで飛び抜けた力を授けています。しかし、天才的な能力とは莫大な利をもたらしうる財産でもあり、サトラレたちを守るため、周囲の人間は国家をあげて本人に事実を気付かせないようにする。このジレンマがミソなのでしょう。もしも、自分の心がまわりに筒抜けだったら? そして、自分だけがそのことを知らなかったら…? 想像するだけで冷や汗が。
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ユーザーのレビュー

(5.0)

投稿日:2017年01月01日

他人に心が筒抜けだけど天才なサトラレとどう生きる?

自分の心が他人に筒抜けになってしまう代わりに天才的な才能を発揮する「サトラレ」。その能力を保護するために、そのサトラレは国によって密かに守られ、周囲の人も心が読めてしまっていることを顔に出さないようにしている。
読んでいると、ちょっと人間不信になって、もしかして自分の心も他人に筒抜けだったらどうしようとドキドキしてしまう。まぁ、残念ながら人並み外れた才能とか無いんだけどさ・・・。
難題にぶち当たり「こんな難問サトラレにでもやらせておけばいいんだよ」とサトラレが心のなかでつぶやくと、周りが「だからお前だ・・・」と心の中で突っ込むシーン、地味に好きだ。
そんなサトラレとどう共存するか、あくまでひた隠して普通の人間として生かすか、サトラレとして認知するのか、社会から外れた孤島で孤独に生きるか・・・。一話一話はコミカルに描かれていて笑えるエピソードも多いけど、結構深い問いかけもある名作。
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