書籍の詳細

三陸沿岸、大船渡市と釜石市を拠点に、ながくジャーナリストとして活動した著者・山川健は、1960年のチリ地震津波の大災害の取材からその記者生活の第一歩を踏み出した。そしてそろそろ引退という、まさにそのときに目撃した2011年東日本大震災の壊滅的な惨状。2つの大災害に挟まれた半世紀のあいだ、著者はNHK記者として三陸沿岸各地に奔走し、また地域住民のひとりとして人びとのくらしと防災活動に密接に関わりつづけてきた。この土地の語り部ともいうべき著者が、この地に残された古文書や地震学の最新の成果をも参照して、これまで度々この地方を襲った地震の記録と記憶を掘り起こし、今回の震災の生々しいレポートとともに未来への警鐘を鳴らす。変化に富んだ長い海岸線の沖合いの、豊かな海の恵みにあふれたこの地方を愛する著者ならではのエピソードと多数の写真を掲載する。

総合評価
5.0 レビュー総数:1件
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三陸津波いまむかしのレビュー一覧

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  • 忘れてはいけない津波
    山川氏のご苦労にまず敬意を表する。チリ地震津波と東日本大震災を経験した稀有の報道人であろう。その経験と学殖が生々しく述べられている。理屈ではない原体験が生々しい。心ある人にもそうではない?人にも一読をお勧めしたい。
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    投稿日:2013年09月30日