書籍の詳細

N県に帰った四宮が見たものは、崩壊寸前の医療体制と、幼なじみの妻の妊娠、そして大切な人が苦しむ姿だった。“災害”という非日常を故郷で過ごしたあと、ペルソナに戻った四宮は、ある決意を固める――。

総合評価
4.5 レビュー総数:4件
評価内訳

コウノドリのレビュー一覧

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  • ごく普通の産科医が送るヒューマンドラマ
    大病院の世界の派閥争いでもなく、フラジャイルやブラックジャックのような主人公が超できる人でもない「出産は何が起こるか分かりません」とニッコリ患者さんに微笑む普通の産科医が主人公の作品です。
    医療系にある症状に対する丁寧な説明はあるものの、基本は「生まれることの凄さ、大切さ」を描いたヒューマンドラマです。
    男性の自分としては、子供とか気にしだした辺りの人が読むと結構共感できるかなと。
    赤ちゃんは普通無事に生まれるでしょ、とか考えていた自分がちょっと恥ずかしい…。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年08月19日
  • コウノドリ
    鴻鳥さくら、産科医。ブラックジャックのような天才外科医でもなければ白い巨塔のように大組織に属している医者でもない。本当に普通の産科医。だが彼の周りにはたくさんの妊娠・出産ドラマがある。生と死、喜び悲しみ。男女ともに、これから結婚する人は自分に待ち受ける出会いを、子供がいる人は夫婦で妊娠中のことを思い出して読んでみて下さい。
    投稿日:2015年08月28日
  • 最近話題になった産科医の漫画
    といっても、自分が買った動機は話題になってたからではなく、話題になっていることも知らないまま、
    読んで見たいなというちょっとした好奇心で買いました。
    開けてびっくり、生々しいです。

    人を産むと言うことは病気ではないので保険がきかない、というのは知っている人も多いと思います。
    転じて、病気じゃないから心配なんてない、と思っている人もいるのではないでしょうか。
    自分に出来るこどもが無事に育たないわけがない、しょうがいを持つわけがない、と思う気持ちや
    ただお腹の中の子が心配で心配でたまらない気持ち、まだ出産したくない気持ち、など
    妊娠・出産にかかわるいろいろな思いが詰まったストーリーがぎっしりです。

    そしてそれら“親になる人・なりたい人・なりたくない人”の心理が描かれるだけではなく
    そんな夫婦をみる産科医の気持ちが、ダイレクトに伝わってくるのが、この漫画の一番の特色だと思います。

    妊娠、出産にはつきものの“夫婦とは”までも描かれていて、僕はこの本を読み、
    いろいろな夫婦を見るたびに、ジンとしたりカッとしたり、心を動かされてしまいます。
    出産は女性の仕事だと思う男性がいたら、そっとこの漫画を見せてあげたくなります。
    この漫画を読んで、出産は、やっぱり夫婦の仕事だなと、僕は思ったからです。

    あ、もちろんそんな男性以外も是非一読してください。
    きっと自分が産まれてきたときのことを知りたくなります。
    • 参考になった 8
    投稿日:2014年07月26日
  • 「医者もの」マンガは数あれど、“産科医”にフィーチャーした作品は初めて読んだ気がします。で、産科医の話なので当然妊娠・出産が話の中心になるわけですが、年齢のせいでしょうか、とにかく涙腺緩みまくりです。出産すげえ。自分のまわりも出産が多くなったり「自分もそろそろか…」なんて思っているせいかどの話もグサグサ刺さってくるわけですね。女性は大変ですよ…。これは男性こそ読んでおくべき、知っておくべき作品です!「モーニング」掲載なのも納得です。
    • 参考になった 10
    投稿日:2014年03月11日