書籍の詳細

64歳の麗子は、夫の十三回忌を期に、下町のマンションで一人暮らしを始める。不安も束の間、人生最高のモテ期を迎える麗子。一人は、運命的な出会いをした長治(服役していた過去アリ)。もう一人は、気のいい男友達の金子。三人とも“老牌会”という麻雀サークル仲間な上に、 さらに長治と金子には過去に深い因縁も秘めている。…さらにさらに、金子に想いを寄せる女性・みつ代から麗子は逆恨みされ…!? ワケありの色男か、明朗な優しい男か―― “アラ還”オンナのモテ期の行方は!? 表題作「嶺上恒星」のほか、男二人の数奇な友情を五十年にわたる時間経過と共に紡ぐ「煌めかざる星」も収録!

総合評価
5.0 レビュー総数:4件
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黄昏流星群のレビュー一覧

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    該当年齢者の意見
    とても勇気と希望と夢がいただける物語。そうだそうだその通り何歳になっても気持ちは未来の可能性に輝いていた若い頃の気持ちそのまま。身体は衰えても気持ちはちっとも変わっていない自分に言い聞かせる。人間の最も大切な基本、人を愛すること、共に寄り添い相手の為に生きる事。限りある命を実感して見つめ合う事の素晴らしさ、今のこの時だからこそこの物語は琴線に触れる。これはそれなりの年配者の読む物語。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年04月12日
  • 黄昏流星群
    久しぶりに黄昏流星群を読みました。以前、読んだ時は確か2
    ~30代で何か父親位の代の話だと思っていましたが自分も40代になり改めてこの本を読んでみて物語の深さや面白さを再発見し、また物語の内容に憧れたりする自分がいました。是非全巻読み直したいと思ってます。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年11月02日
  • 人間の黄金期とはいつなんだろうか。毎日悩みなく遊んで周りからちやほやされていた幼少期?部活に明け暮れ友達と切磋琢磨した高校時代?夢に向かって没頭し、人生で最もバカになれた大学時代?社会の厳しさに鍛えられ、人間的に成長できた新人時代だろうか。どれにしたって定年をむかえてからが人生の絶頂期だという人は少ないだろう。体も衰え、時代には追いつけない。人生経験が豊富で自分が築き上げてきたものが多い分新しい事に染まりにくい。・・・そんなイメージが正直私にはある。しかしこの作品によってそんなイメージが少し変わった。人間は一人の女として、男としてみられることでどこまでもみっともなくなれる。子供みたいにはしゃいだりドキドキしたり、明日が待ちどおしくなったりする。蓄積された経験値、年月、教養なんてなかったかのように。年甲斐もなくと周りから言われようが、彼らにとって紛れもなく今が黄金期なのだ。どうして人間はこんな単純なことで簡単に阿呆になれるのだろう。簡単に色んなものを忘れられるのだろう。この「黄昏流星群」は若者の恋愛とは一味違った恋愛観をみる事ができる作品だ。読むときはキャピキャピした頭がお花畑の恋愛は一旦忘れたほうがよい。
    • 参考になった 7
    投稿日:2012年03月30日
  • この漫画のテーマはズバリ「老人の恋」という衝撃的なもの。「死」の影を意識せずにはいられない、重たい人間ドラマです。仕事一筋できた銀行マンの挫折、黙々とラーメン屋を営む男に突然訪れた人生の転機、忘れられない事件に決着をつけようと思い立った元・警察官……などなど、作者が描くいくつもの人生に、あなたは何を感じるでしょう。死ぬことは人間が避けられない宿命。その前哨である黄昏タイムもまた、誰にも平等に訪れるものですから、自分はまだまだ…と思っている人にこそオススメします! 往年の売れっ子アイドルとの一夜の恋、京都の割烹の女将との愛人関係…といったファンタジックな恋愛模様はやはり弘兼マジック! あわせてお楽しみください!! (2011.08.30)
    • 参考になった 0
    投稿日:2011年08月30日