書籍の詳細

パロスは富に栄えた豊かな王国。男まさりの美しい王女エルミニアは父王から結婚を命じられるが、エルミニアが愛したのは、身分差のある貧しい少女フィオナだった…!作家・栗本薫のロマンスあふれるストーリーと、いがらしゆみこのゴージャスで繊細な作画で描かれた超人気作品!

総合評価
2.0 レビュー総数:2件
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パロスの剣のレビュー一覧

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    逃走劇。
    男装の女性が運命に翻弄されながら生きるという、女性向け漫画では数十年前に社会的大ブームとなった名作を踏襲しているかのようでした。
    実はこの作品、小学校の高学年くらいの頃に読んだことがあるのですが、性同一性障害というものを知らなかった当時はあまり意味が分からず。

    改めて読み返してみると、無責任な主人公だなあ…というのが正直な感想です。
    とにかく自分の主張のみで、王族としての義務感?は無視、国が滅亡しようが民衆が飢えようが、自分には関係ない!という生き方しかできない主人公エルミニアを、冷ややかに見つめながら何となく最後まで読んでしまったといったところでしょうか。
    自分のわがままで始めた武道大会の結末も結局、大切な人を傷つけただけで終わり、責任を感じつつも、責務は果たさなかった奔放なだけの王女の逃走劇です。
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    投稿日:2015年05月07日
  • 男まさりの美しい王女エルミニアが愛したのは、身分差のある貧しい少女フィオナだった! ・・・!?(@ω@) そのまま解釈すると女同士ということになりますが…このキャッチに惹かれて読んでみたところ、まさにそのとおりの内容なんですが、この作品、一見「百合」と捉えられそうですが、王女エルミニアは「性同一性障害」ですよね? まだこの「性同一性障害」、この場合、FtMトランスジェンダー(生物学的性別が女性で、性の自己意識が男性である事例)が世間で認知されていなかった時代の作品ですから、百合というテーマで描かれているのでしょうか…しかしこのエルミニア、完全に男です。生物学的には同性愛ですが、この場合異性愛でしょうか。また、エルミニアのことを子供の頃から慕うユリアス(男)という幼馴染がいるのですが、これまた複雑ですね。生物学的には異性でありながらエルミニアからすれば同性愛なわけですから…。絶対に振り向いてくれない人を命懸けで愛するユリアスのひたむきさに胸を撃たれます。あの有名な栗本薫さんのヒロイック・ファンタジー小説『グイン・サーガ』の世界の数千年前の過去を舞台とした物語です。原作が栗本薫さん、作画がいがらしゆみこ先生という超ビッグなお二人による豪華な作品! 作中には『キャンディ・キャンディ』や『ジョージィ!』のキャラクターがさりげなく登場するなど、いがらしゆみこ先生の遊び心溢れるファンサービスなんかも描かれていますので、是非探してみてください☆
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    投稿日:2010年11月05日