【完結済み】ざこ検(潮) 1巻

高田靖彦

小学館

500円 (税別)

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ざこ検(潮) 1巻の内容

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ざこ検(潮) 1巻の詳細

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かつては、正義のシンボルだった検察ですが、残念ながらその権威が落ちているのは、誰の目から見ても明らかのようです。『ざこ検(潮)』の主人公、潮貞志(うしお・ただし)は、「雑魚(ざこ)」のような小さな事件ばかり担当する若い検事の物語。高田靖彦の作品には、情熱をほとばしらせる真っ直ぐな男が時々登場しますが、マルチョウこと潮も持ち前の正義感で、表立っては浮かび上がらない真実を突き詰めようとします。ある事件で、「たかが痴漢って思えばそれで済んじゃうことかもしれないけど。そう思った瞬間、俺自身、終わっちゃう気がすんだよなぁ」というセリフにもあるように、「検察のエース」と言われるような巨悪と対峙するエリート街道とは縁がない生き方をしています。エースといえば、この潮は学生時代からピッチャーをしていたのですが、ある悲劇を通じて検察の道を歩むようになりました。深みのあるサイドストーリーで、自分を戒めることができる人間だから、上っ面だけの正義漢ではないことがよく伝わってきます。時には「俺は自分が検事って仕事に向いている人間なのかどうか…ひとつひとつ確かめていきたいんだ」なんて、弱音というか本音を吐くのも魅力のひとつです。現実の検察にもこういう検事がいるのかな、などと考えさせられました。(2011/10/25)
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