書籍の詳細

ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、マル暴に過激ジャーナリスト、カリスマダンサー……駅西口公園、通称ウエストゲートパークを根城にする少年少女たちが、発熱する都会のストリートを軽やかに疾走する。若者たちの現在をクールに、そして鮮烈に描く大人気シリーズの第一作。青春小説の爽快感とクライムノヴェルの危険な味わいを洗練させ、新しい世代から絶大な支持を得て話題となった連続ドラマの原作。

まだユーザーレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか?

池袋ウエストゲートパークのレビュー一覧

絞込み条件
  • レビュアー絞込み
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順
  • あれからもう10年になりますか。キング・窪塚君が輝きをみせていたTVドラマも話題となった本作。今のご時勢となってはちょっと古さはいなめないものの、この作品の面白さは永遠ですよ。猥雑な内容なんだけど文章は理路整然ととても洗練されていて、ほんと読みやすいです。
    さて、本シリーズのタイトルともなっている舞台「池袋」。どんなイメージをお持ちでしょうか。東京副都心で言うと永遠の3番手。都内辺境の都ですよね。僕は地元が池袋にあり、ウエストゲートパーク(こんな呼び方はしてませんでしたが)がまさに遊び場であった頃に青春を送りました。この作品にあるような出来事は知りませんが、そんな感じの雰囲気あったなー・・・などとこの作品を読むと漠然と当時の空気を思い出します。15年前、「西口公園」を「I.W.G.P.」と呼んでしまいかねない危険を孕んでいた頃の「池袋」の空気を見事に捕らえている作品だと思います。ただ、今でも「池袋」というとこの作品のイメージで捕らえられるのはちょっとつらいですけどね。
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年01月22日