無花果少年と桃尻娘

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利倉くんと結婚したくて、“女中に行った”桃尻娘こと榊原玲奈。もう一ぺん瓜売小僧こと木川田源一と暮らしたい無花果少年(いちぢくボーイ)こと磯村薫。田中くんも一緒に九十九里の海を見に行った僕達、新宿の雑踏で分かれるとき、僕にだって素敵な未来があるって思えてきた。だから、「またね!!」

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利倉くんと結婚したくて、“女中に行った”桃尻娘こと榊原玲奈。もう一ぺん瓜売小僧こと木川田源一と暮らしたい無花果少年(いちぢくボーイ)こと磯村薫。田中くんも一緒に九十九里の海を見に行った僕達、新宿の雑踏で分かれるとき、僕にだって素敵な未来があるって思えてきた。だから、「またね!!」

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書籍の詳細

書店員のレビュー

1968年、東大駒場祭ポスターの「とめてくれるなおっかさん、背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」のコピーで世の話題をさらった時、20歳だった橋本治が29歳になって書いた処女作が、この『桃尻娘』です。巻末の年譜にその時のことを本人がこう書いています。〈戯曲は日本じゃダメだと言われたもんで、頭に来て小説を書く――『桃尻娘』。当人は飽くまでも芝居がやりたかった。小説現代新人賞佳作。「野坂が賞めてたよ」と友人に選評を聞かされて、心ひそかに「ザマァミロ」と言って泣く。暗い青春が偲ばれる〉女子高校生・榊原玲奈が一人称で語る手法によって、旧来の社会秩序――親や教師、学校の体制に対する直感的な嫌悪感や閉塞感を新鮮に描き出しました。後に橋本治自身、存在しても存在を認知されていなかった「女の子」というものを存在させただけで、社会的には凄い反感があったと語っています。発表の翌年1978年に単行本が出版されて、同時ににっかつで映画化もされ、「桃尻娘」という言葉に象徴される「女の子」の存在は当時の社会に大きな衝撃を与えました。その頃週刊誌の編集をやっていましたが、多くの雑誌が社会現象としての「桃尻娘」をとりあげていたことを昨日のことのように覚えています。30年の時が過ぎ、かつては先端だった「桃尻娘」はいまでは当たり前になってしまっています。その意味でも、いま読み直してみたい一冊です。(2011/2/11)
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