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自衛隊vs武田騎馬軍団-----突如起こったタイムスリップにより、歴史の歯車が大きく狂い始めた!歴史の中で彼が果たした役割とは?そして歴史は塗り変えられるのか!?半村良+田辺節雄によるSF歴史戦記大作、ここに完結!

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戦国自衛隊のレビュー一覧

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  • 最近、「防空識別圏」という言葉をよく耳にします。領土や領空そのものを指すわけではないようですが、ジェット機が領空侵犯してからでは対応が遅れるので、領空の外側に設定する予防線のようなものらしいですね。これを声高に主張する国があると、とてもブキミで恐いです。領空ならぬ時を超えて戦火を交えるというSF架空戦記に『戦国自衛隊』(田辺節雄、原作:半村良)があります。半村良の大ヒット小説をコミカライズしたものですが、まさに時代を超えた名作です。能登半島で軍事演習をしていた自衛隊の一部隊がタイムスリップによって、1500年代の戦国時代に現れてしまうという設定です。戦車や装甲車、ジープ、哨戒艇、大型ヘリといった近代兵器が火縄銃の時代に突如として現れたのですから、歴戦の戦国武将といえども腰を抜かすばかりです。物語は自衛隊のリーダー・伊庭三尉が武将の長尾景虎と行動をともにし始めることで、自衛隊が戦国時代の戦いに火花を散らしていくことになります。景虎…上杉謙信といえばライバルの武田信玄との川中島合戦が有名ですが、この合戦が物語のハイライトとなります。近代兵器の自衛隊VS武田騎馬軍。勝負になりそうに思えませんが、自衛隊はゲリラ戦法に思わぬ大苦戦を強いられます。後半、伊庭は「時は…俺に何をさせていたのか…。この世界が必要としていたものはなんだ」の名セリフを吐きます。伊庭や自衛隊の歴史上の役割とは果たして…。普遍的な架空戦記の名作は、『続戦国自衛隊』も合わせてお楽しみください。いやあ、現実に自衛隊が戦火を交えるのは架空の話だけであってほしいものです。(2013/12/6)
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    投稿日:2013年12月06日