書籍の詳細

これまで旅した国の数、30数カ国。アジア最古の公衆浴場を求めシリア。標高3600メートル!チベットで高山病!?パリではノーベル文学賞作家との食事会!タフに世界を駆けめぐるヤマザキマリの大人気シリーズ!!

総合評価
5.0 レビュー総数:1件
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世界の果てでも漫画描きのレビュー一覧

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    ヤマザキマリの正体が分かる!
    お風呂好き故にテルマエロマエを読んでどハマりした後、ふと「この作者一体何者なんだ!?」と疑問を持ちました。
    古代ローマに関するこれだけの知識、歴史だけではなく生活文化まで知り尽くし、更に古代ローマ文明を描ける画力!
    普通の漫画家では書きたくて調べることは出来ても、背景をあそこまで書き込むことは不可能。描けたとしても繰り返し同じ様な風景を使う為、話が拡大出来ないだろう。
    と、疑問に思っていたら「絵が上手いから漫画家になろう!漫画描きたいから学ぼう!」…ではなく、イタリアできちんと美術を学び、美術には必ず付随する歴史もきちんと学んだ人。更に歴史や遺跡オタクである放浪の画家。
    生活の為に漫画を描くことにした。日本に多くいる漫画家と始まり方が違う。
    そんな彼女が放浪の漫画家になるまでのお話ですが、メインはキューバでのボランティア生活。冷戦が終わりロシアの後ろ盾もなくアメリカに物資を止められ貧しかったとしか知らなかったキューバ。彼らがどんな生活をしていたかまでは知りませんでした。この漫画で初めてここまでのレベルだったのか知りましたが、そこはコミカルに描き、それでも楽しさを見つけ出すキューバの人たちの生き方をメインに描いていますので非常に楽しい作品です。
    キューバの人たちが陽気なのは、陽気にしていなければ辛いからではないかと思わされます。
    オこのシリーズの中で一番の傑作です。多分、ずっと暖めていたのではないかと思います。完成度が高く、よく纏められています。
    続編はエピソードを集めた日記の様な感じでエッセイテイストはこちらがダントツですー
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    投稿日:2017年02月14日