書籍の詳細

直木賞作家・角田光代が全力を注いで書き上げた、心ゆさぶる傑作長編。不倫相手の赤ん坊を誘拐し、東京から名古屋、小豆島へ、女たちにかくまわれながら逃亡生活を送る希和子と、その娘として育てられた薫。偽りの母子の逃亡生活に光はさすのか、そして、薫のその後は――!?極限の母性を描く、ノンストップ・サスペンス。第2回中央公論文芸賞受賞作。

総合評価
1.0 レビュー総数:1件
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八日目の蝉のレビュー一覧

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    ネタバレあり
    男を見る目が悪すぎるヒロインたち
    恵理菜が誘拐犯希和子を最終的に許していたのには納得がいきませんでした。
    いくら両親がろくでもない存在とはいえ、希和子の誘拐がなければ、後の両親との生活も劇中ほど悲惨なものにはならなかったと思うのですが。
    エンディングでは恵理菜と希和子がすれ違うシーンがありますが、希和子には恵理菜には一瞬たりとも再会する資格など無いと思います。

    後、希和子といい、恵理菜といい、ろくでなしな男と分かった後も愛し続ける彼女たちの心情が理解できませんでした。大半の女性は愛情が覚めるか、憎しみに変わるかのどちらかだと思うのですが。

    ただ、希和子編での久美や一、恵理菜編での真理菜や千草など、比較的まともなキャラがいたことは救いがありました。
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    投稿日:2015年07月23日