書籍の詳細

上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。

総合評価
5.0 レビュー総数:2件
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賭博黙示録カイジのレビュー一覧

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  • 大勝負の緊迫感と最高のカタルシス
    負け組で何の取り柄も無かったカイジが、ギャンブルに巻き込まれ、一発逆転起死回生の勝負に挑む。1~5巻「限定ジャンケン」編、6~8巻の「鉄骨渡り」編、9~12巻の「Eカード」編、12~13巻の「くじ引き」編、どれも全てにおいて緊迫感ありまくり、駆け引き面白すぎ。当初はダメ人間だったはずのカイジが、ギャンブルの中でどんどん覚醒していくのが面白すぎる。光明を見付け、でもそれが罠で大ピンチに陥り、でも最後の最後にとんでみない一手を見付けて大逆転、というカタルシスが快感過ぎる。カイジはその後も「賭博破戒録」「賭博堕天録」と続いていくが、作者の福本伸行の悪癖で連載が長く続くと次第に緊張感が薄れ引き伸ばし引き延ばしで内容が薄くなって面白くなくなってしまう。カイジシリーズの中では第一弾の本作「賭博黙示録」が一番内容が濃くて緊迫感があり、面白い。全巻一気読みがお勧め。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年03月04日
  • 自堕落な日々、負け続ける人生、非生産的な毎日。人の足をひっぱり、何の積み重ねもなく、ハナからあきらめ、あげく罠にはめられる。こんな泥沼から這い上がれるとしたら…やっぱり賭博で一発逆転しかないでしょう。。アニメや映画にもなっているこの作品ですが、やはりこの漫画のほうが、大勝負に臨むヒリヒリ感がダイレクトに伝わってきますね。一世一代の勝負に挑むは最低の人生を送っている主人公・カイジ。しかし彼は単なるダメ人間ではなかった、というのがこの漫画の真骨頂。小細工から大芝居、ギリギリのところで脳細胞をフル回転させ、人の心理を読み、一度手からこぼれおちた未来を手繰り寄せる。心理ゲームの妙というより、そんなプロセスと、その結果がもたらすカタルシスに心が動かされます。さすがは逆境で輝く男という異名を取るだけのことはある。最後まで逆転のカードを持ち続けるタフさと恐るべき勝負度胸は尋常ではありません。見習いたいもんですな。あ、見習ったら破滅しちゃいますか。
    • 参考になった 3
    投稿日:2010年07月16日