書籍の詳細

島抜けの船は飢餓の果てに地獄船と化し、飢えた罪人が父母を…!?娘トキの執念の復讐劇が始まる!これぞ『さそり』時代劇版!!※小池書院刊行のコミックスを分冊しています。

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  • アクション劇画のパイオニアとして知られる篠原とおるの本格時代劇作品。『さそり』や『ワニ分署』『あんこう』など、映像化してもヒットする作品を手がける著者だが、時代劇は以外にも珍しい。佐渡からの島抜けの船の中で地獄絵図のような惨劇を体験した少女・トキが、後年、両親の復讐のために敵を探し出すという物語。緻密なペンの入れ方を見ると、満を持して時代劇を描いたのかな、などと当時の状況を勝手に推測してしまいます。むしろ、この作品の読後には、どうして時代劇作品をもっとたくさん描かなかったのか不思議でなりません。劇画の隆盛期には、“東の上村(一夫)、西の篠原”と称された絵師としてのこだわりがひしひしと伝わってくる作品なのです。(2010/7/31)
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    投稿日:2010年08月10日