書籍の詳細

ある時代、あるところに、ステテコ姿の「世直し源さん」がいました――。その男・本田源太郎(52歳)は、現職の内閣総理大臣。守旧派・丸井大臣の献金問題が浮上した時、「国会議員性根たたき直し法案」を閣議で提案する。法案を検討した党幹事長は、丸井大臣らを引き入れ、妨害工作に乗り出す。源さんはさらに、国会演説で「国民のためになる独裁政治を行う」と宣言。孤立を深めるかにみえた源さんに、若い議員の中から応援者が現れ…。『自虐の詩』に続く業田ギャグの大作、始動!※竹書房文庫『世直し源さんヨシイエ童話(1)』を分冊しています。

総合評価
5.0 レビュー総数:2件
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世直し源さんのレビュー一覧

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    ゴーダ氏の作品
    氏の作品は4畳半アパートでのシリアスなテーマをさらりと描写するギャグセンスと独特の筆致は時代を超えて魅了されます
    今後更なる作品のアップをして頂ければと思います
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    投稿日:2013年09月09日
  • 以前、省エネルックと称して半そでスーツを着用していた総理大臣がいましたが、この『世直し源さん』の主人公・本田源太郎は首相ながらなんとステテコ姿で国会に登場します。「国会議員性根たたき直し法案」を衆議院議長に提案するくらいですら、型破りの姿は主義主張の表れなのかもしれません。それにしても、「国会議員性根たたき直し」ですよ!! その提案理由は、企業や利益団体のために働くのではなく、「国民の幸福のために働け!」というもので、懲罰付の徹底した法案内容です。前半部分は、このマンガどっちの方向に進むんだろう、とハラハラさせられるほどギャグが多めですが中盤からラストにかけての源さんの主張には圧倒され続けました。そして、読み終えたあとに、前半のギャグも実は布石だったのだ!!と改めて合点がいきました。全体を通して、この国の腐敗のしくみに気づかされ、著者の生半可ではない「思い」がひしひしと伝わってきて、源さんの国会での最終演説から採決までのシーンには魂が揺さぶられました。巻末の「回想とあとがき」によれば、発表当時に何人かの有力国会議員(実名で掲載)が感動のあまり作者との面会を希望したそうです。それほどの「マンガ力」がある作品です。今現在、国会議員にも読んでほしいマンガです。(2011.7.10)
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    投稿日:2011年07月19日