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星暦0041年、「AKB48」は「AKB0048」と名をかえ、初代の神話性を守るために襲名制をとり、初代の名を継ぐメンバーたちが宇宙スターとして活躍していた。AKB学院に通う星名(ほしな)ふれあは、存在感のないダメっ子研究生。アイドル向いてないと思っていたのに、なぜか伝説のセンター「前田敦子」を襲名することになって……!?

総合評価
4.0 レビュー総数:1件
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AKB0048 EPISODE0のレビュー一覧

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  • 匿名希望
    AKB0048のスピンオフ・アイドルコミックとしても読ませる
    AKB48をモチーフにしたアニメが2012年から2013年に放送されたことを、今でも覚えている人は多くはないかもしれない。
    だが、わたしには忘れられない作品だ。
    主人公格である9名の研究生役は、全員が48グループからオーディションされたメンバーによる声優だった。本作が初声優のメンバーも多い中、だからこそのフレッシュさと、劇中のトラブルやドラマは自分たちが経験したこと故のリアリティで、プロ声優に負けない名演ばかりだった。
    マクロスを作った河森氏の元、絵作りも展開も面白かった。AKBだからと食わず嫌いしているひとはもったいないと今でも思う。現実にダンスの振り付けがあるAKB曲を、どのようにSFアニメで絵にするか、見所は本当にたくさんあるのだ。
    さて、前置きは長くなったが、そんな『AKB0048』には公式スピンオフコミックが数作ある。その中でも最も長く、人気を博し読ませる作品だったのが、この『EPISODE 0』である。
    原作アニメの「初期AKBメンバーを襲名する」「近未来宇宙SFである」という設定を活かしつつ、AKBメンバーを育成する学園があったという設定にアレンジ。
    絵柄には華があるし、アイドルコミックとして単独で読んでもハラハラドキドキして面白い。自分が小学生の頃だったら、主人公の『ふれあ』を応援してやまなかっただろう。
    難点といえば、やはり『なかよし』の作品であるためか、ちょっと大ゴマが多い点。それも、子供向けの少女漫画である宿命ともいえる。
    大人になってから、まじめに『KCなかよし』を毎巻たのしみにできる作品がでてくるとは思わなかった。もともと紙の本で各巻を発売毎に揃えていたが、揃え直したくなったので電子書籍で買い直し。
    なお、AKBといえば総選挙。今年2018年は世界のAKBグループ(宗教上の理由(ラマダン明け祭日)でJKT48は除く)が対象だ。宇宙をまたにかけたAKB0048に似た展開だが、じつはアニメ放送中も現実のAKBで、作中にあったことと似たようなことがいくつか起こった。当時は予言だとも言われたものだ。例えば、アニメのシナリオが出来上がってから前田敦子さんの卒業(AKB0048の13代目前田敦子は卒業後に行方不明)や、峯岸みなみさんのトラブルとアニメ版での終盤の展開が似ていたこと(これも録音してからの出来事)など。
    ともあれ、アイドル好きなら一度は触れてみて欲しい作品群だ。
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    投稿日:2018年03月30日