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るりが死んだのはあたしたちのせいなの!?るりの大事にしていたお人形が、あたしたちに復讐をはじめた…。呪術師さん、どうか人形を呪殺して!!収録作品:瑪瑙の呪い/狙われた夢/死神の季節/鬼婆の館/魔女のいる村

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呪いの招待状のレビュー一覧

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  • 「ご当地漫画家列島」三重県編のその2は曽祢まさこの「呪いの招待状」(その1は郷田マモラ「サマヨイザクラ」)。表題作は「呪いのシリーズ」から続く息の長いシリーズ、ということで取り上げました。10年の寿命と引き換えに憎い相手を呪殺する呪術師カイと人形のマリー、そしてカイの影である黒猫の物語です。さすが長編だけあって主要人物?のキャラはしっかり確立されていて、カイは依頼人の心の闇をすくい取るクールな男、生きる人形であるマリーはときにはコミカル、ときには女の子らしくカイに近づく女性に嫉妬してみたりとなんともかわいらしい。また黒猫は隙あらば主体のカイを喰ってしまおうという野望の持ち主。オーソドックスな少女向けホラーのイメージがある著者ですが、本作では長年積み重ねてきた彼らの個性が非常に浮き出ていて、人間ドラマの要素が色濃く出ているところに好感が持てます。この著者が伊勢の出身ということを知ったのはごく最近で、調べてみたら妹も漫画家の志摩ようこ。地元民なら、曽祢と志摩と聞いてピンとくるかと思いますが、姉妹とも出身近くの地域名からペンネームをとっているわけですね。
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    投稿日:2010年07月09日