書籍の詳細

――ぼくを満たしてくれるものは、あのあつい肌と肌とのふれあい――。妖しい魅力を纏った少年、ジルベール・コクトーは抱かれることでしか心満たされず、威厳あるラコンブラード学院においても退廃的な生活を送っていた。あるのは、孤独だけ……そんな中、学院に1人の転入生がやってくる。セルジュ・バトゥール――貴族の父とジプシーの母の血を引き、黒髪ととび色の肌をした転入生。眩いばかりの純粋さで周囲を魅了する一方で、彼もまた埋めがたい孤独を抱えていた。共に孤独を抱えながら、対照的な2人は、傷つけ傷つきながらも交差する。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン第1巻!

総合評価
5.0 レビュー総数:3件
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風と木の詩のレビュー一覧

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  • 匿名希望
    はじめてハマった漫画
    中学生だったころコツコツ読んだ漫画です。
    美しく繊細な絵柄と衝撃的な内容に魅了されました。
    インパクトのあるテーマを扱っていますが、読後感は爽やかで、何度も読み返しています。
    年を重ねて読み返すたびに、新しい感動があります。
    • 参考になった 5
    投稿日:2016年03月23日
  • 「ジルベール・コクトー、わが人生に咲き誇りし最大の花よ」…いや、本当にジルベールは私の青春でした……!!!!! よくこの詩を暗唱したものです(笑) これを読んだのは15の頃でしたね。当時BLにどっぷりはまった私は、風の噂で「風木を読まなきゃBLは語れない」という名言を耳にし、それは大変だ!ということで読むに至った次第ですが……衝撃的でしたね……!!! 30年以上前に描かれたものとはとても思えないほど濃い内容です。まさにBLの原点!最後まで一気に読破したのですが、読後は見事に放心状態になりました。。ジ、ジルベール……!!! 精神的に弱っている時に読むとダメージが大きいです。涙なくしては読めない!! もし第一部で終わっていればまだ救いがあったかもしれませんが……でもきっと二人は幸せだったのでしょう。二人の愛の集大成がこの結末なら、納得できます。今もなお語り継がれる感動の名作。青春というほんの一部分ですが、ジルベールとセルジュ、対照的な二人の激動の過去もそれぞれに描かれ、彼らの人生そのものを見た気分になりました。深い。「同性愛」という言葉では片付けられない、真実の愛を探し求める少年の壮大な愛と青春の物語です。私の人生に多大なる影響を与えた作品であることは間違いありません!永遠の名作なので、まだ読まれてない方は男女問わず是非オススメしたいです!人生観変わりますよ!
    • 参考になった 8
    投稿日:2010年10月01日
  • 永遠の名作がついにリリースです!感無量です! 70年代、少女漫画の黄金期を牽引した、いわゆる「24年組」、一般に萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、山岸凉子の名前がよく挙げられますが、リアルタイムで読むことが出来なかった私が一番最初に接することが出来たのが、叔母が大ファンだった竹宮惠子作品でした。小学2年生くらいだったと思うのですが、その衝撃はいかばかりであったか。大人の漫画を読んでしまった…!という感覚と共に、それまで読んできた漫画と全く違う!という感動を確かに味わったのを覚えています。発表から30年以上の時間が経ちましたが、全く知識の無い方が、今はじめて読んでも、きっと衝撃と感動を覚えるのではないでしょうか。昨今盛況を極めるボーイズラブというジャンルそのものの原点的な作品とも言われる本作、読まずに死ねるか!
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年05月28日