書籍の詳細

かつて、ふたつの“力”がぶつかり合い、現代へと繋がるこの国を形作った。かわぐちかいじが壮大なスケールで描き出す、もうひとつの“ジパング”。

総合評価
5.0 レビュー総数:2件
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ジパング 深蒼海流のレビュー一覧

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    やっと話が動き出した
    木曽義仲が平維盛を破った倶利伽羅峠の戦いでの火牛の計には色々説があるけどかわぐち氏はああいうふうであったと思われた訳だ。ところでいくさの最中にあれだけの牛を集めるかなあ。日本外史の書かれた頃の創作ではないかと思っています。
    • 参考になった 8
    投稿日:2015年09月27日
  • ジパング 深蒼海流
    日本の歴史上のヒーローと言えば、織田信長とか坂本龍馬なんて名前がまず挙がるのでしょうけど、かつてこの国では牛若丸=源義経こそ男の子がいちばんに憧れだった(らしい)んです。源平合戦ってのは何百年も日本人を沸かせてきた物語ですが、『ジパング 深蒼海流』は、その魂を新たに甦らせようとする作品です。義経や頼朝、清盛や後白河といった連中が、かわぐちかいじさんならではの熱さで、常に問いを自分にも読者にも突きつけながら、時代の真ん中を活き活きと躍っている。歴史のうねりを一人の人間の熱さがつくって行くというのは、まさにかわぐちかいじ作品の真骨頂です。いままで悪役にされがちだった源頼朝って、武士が王権をつくる法外なことをやって、この後の歴史をある種決定づけた男なんです。コイツが何を考えて戦ったのかって、興味そそられませんか? 幕末や戦国みたいな「最近の時代」では見えない「この国の根っこ」を賭けた戦いをいかに描くか。これは、かわぐちかいじの新しい挑戦でもある。漫画だからこそできる歴史の描き方があるんだ、と思ってもらえたらうれしいですね。
    投稿日:2014年01月17日