書籍の詳細

東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凜田莉子、23歳──瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!書き下ろしシリーズ第1弾!!※サムネイルに表示されている表紙は収録されておりません。ご注意ください。

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「万能鑑定士Q」シリーズのレビュー一覧

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  • 私が『万能鑑定士Q』を読んだのは3年前くらいでしょうか。始めは表紙に掲載されている女性のイラストが可愛いなぁ、という単純な動機で本を手にしてことを覚えています。で、読み始めてみると些細な謎からスタートし、いつの間にか想像できないくらいスケールの大きな事件に巻き込まれ、そんな事件をロジカルに解決していく知的で壮大な物語に心を奪われてしまいました。

    物語は、新人記者が大きなガードレールを職場に持ち込み、そんなガードレールに貼られている謎の「力士シール」について調査することになるという意味不明な状況から始まります。都内各所のガードレールなどにたくさん貼られた珍妙なイタズラを万能鑑定士の凜田莉子と探っていくのですが、その過程でいくつも出てくる些細な出来事から事件の本質を見抜いてしまう莉子の能力、また年相応の感受性なんかも出てきてぐいぐいと物語に惹きこまれます。

    特に、莉子が絵画の中にある本当に些細な情報から、その絵画がどこで誰に描かれたのかをロジカルに当ててみせる爽快感はたまりません。「ソーセージの切り込み」を見て、この絵画が描かれたのは「ごく最近日本」だと結びつける鑑定眼を冒頭で読んだ瞬間、莉子に惚れました。。。

    ぜひぜひみなさんも万能鑑定士Qの世界をお楽しみ下さい!
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    投稿日:2016年12月23日