書籍の詳細

このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!

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「鴨川ホルモー」シリーズのレビュー一覧

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  • 自転車に乗っていた時に吹いてきた風の、心地よい感覚を言葉に残したかった――万城目学は何かのインタビューで、小説家になったきっかけをこのように語っていましたが、デビュー作『鴨川ホルモー』は、そんな感じのする爽やかな作品です。

    主人公の安倍は、二年間の浪人生活を経て晴れて京大生となったが、金欠のため新歓コンパをハシゴして飢えをしのぐ日々。謎のサークル・京大青竜会に参加し、やがて祇園祭の宵山の日、「ホルモー」に関する情報が開示される。このまま幻想の世界に引き込まれるのかと思いきや、突然、30代以上の人なら必ず耳に残っているであろう懐かしのCMソングが出てきたりして、唖然とさせられる。。。

    学生時代を思い出しながら、肩の力を抜いて楽しめる作品です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年12月23日