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年収300万円未満の苦悩 時代を切り取るビジュアル週刊誌!グラビアからマネー情報、社会問題まで、20~30代サラリーマンが今、一番読みたい情報が満載。 ●定価表記、誌面内の目次やページ表記等は紙版のものです。一部の記事は電子版では対応していない場合がございます。 ●紙の雑誌とコンテンツが異なる場合や、ページやコーナーの一部が掲載されてない場合がございます。 ●プレゼントや割引きクーポンなど、紙の雑誌をご購入いただかないとご利用になれないコンテンツが含まれる場合がございます。 ●[連載]なんでこんなにアホなのか?/菅野完●今週の顔/豊洲新市場は年末にパンクする!?●今週の表紙/川栄李奈●今週の顔/若月佑美●みうらじゅん×リリー・フランキーのグラビアン魂/大橋ミチ子●目次●今週の顔/習近平反腐敗闘争の粛正はさらに加速する●ドラフト会議を10倍楽しむ方法●ホストクラブ2.0●危ない武器図鑑●[連載]言論ストロングスタイル/倉山満●[連載]ニュースディープスロート●[連載]ドン・キホーテのピアス/鴻上尚史●年収300万円未満の苦悩●ド定番副業の新戦略●この女子大生がエロい!●[連載]ゴーマニズム宣言/小林よしのり ●[連載]月夜のグルメ/原案:舞城王太郎 漫画:奥西チエ●[連載]湯遊白書/まんしゅうきつこ●[連載]アラサーちゃん/峰なゆか●[連載]ぼっちぼち村/市橋俊介●[連載]全員くたばれ!大学生/サレンダー橋本●Present&Information●美女地図/太田奈緒●マネー得捜本部●[連載]ネコノミクス宣言/猫組長×西原理恵子●[連載]東京スナイパー/大根仁●扶桑社新刊情報●[連載]すべて忘れてしまうから/燃え殻●[連載]ひろゆきのネット炎上観察日記●扶桑社新刊情報●[連載]他人円満/犬山紙子●[連載]最速でおしゃれに見せる方法/MB●カルチャー★フェス2018●扶桑社新刊情報●ライバル商品40本勝負●小説・孤独のグルメ/壱岐真也●[連載]週刊・匿名記者座談会●[連載]大J林/千原ジュニア●[連載]バカはサイレンで泣く●エッジな人々インタビュー/野木亜紀子●[連載]SPA! AUTOCLUB●ギークロ通信●[連載]S級グルメ●[連載]SKE48ふたり遊び●[連載]俺の夜●[連載]佐藤優のインテリジェンス人生相談

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  • みうらじゅん×リリーフランキーによるグラビアアイドル評論トーク「グラビアン魂」と青木雄二のヒットマンガ「新・ナニワ金融道R(リターンズ)」が看板企画の「SPA!」で、猪瀬直樹さんが力の入った連載「民警」を開始した。5月連休直前の5月5日・5月12日合併号が第1回で、創刊27周年記念号となった6月9日号で早くも第5回を数えています。医療法人・徳州会からの資金提供問題で東京都知事を辞任して以来、沈黙を保ってきた猪瀬さんが作家活動再開の第1弾に選んだテーマは、「民間警備会社」。

     猪瀬さんは復活のノンフィクション作品を次のように書き始めました。
    〈渋谷駅前のスクランブル交差点にしばらくたたずんでいるだけで我われは定められたルールにのっとった秩序のなかにいると自覚できる。交通信号が切り替わるといっせいに人が波となって動き出す。電車や車が発する騒音が聞こえない無音の世界なら、整列行進は神に操られているかのようにすら見える。
     もしそこに異物が、隕石であっても爆弾であっても、いきなり炸裂したら均衡は一気に崩れるのである。
     ・・・・・・再開発の工事が進捗中の渋谷駅とそれを跨ぐ首都高速が接近して見える雑居ビルの一室で、僕はこの「もし」について考えていた。〉

     猪瀬さんと向かい合う二人の男――一人は白髪混じりの短髪、やや小太りの体躯で年齢は60歳に近い。もう一人は痩身で浅黒い顔、薄いグレーに花柄斑点のウエスタンシャツの下に筋肉質で敏捷な身体能力が隠されていると察知できる。実年齢は50歳の男。

    〈「実際に地中海のマルタ島で民間武装警備員の訓練をしたのですが・・・・・・」
     小太りの男、民間の警備会社ライジングサンセキュリティーサービスの八木均社長は、秘密を打ち明けるように慎重に口火を切った。(中略)
     八木社長は隣に坐っている人物、伊藤祐靖(すけやす)氏を紹介した。伊藤は元海上自衛隊2佐で、自衛隊初の特殊部隊「特別警備隊(特警隊)」の創設に関わった人物である。伊藤は1999年に北朝鮮の「不審船」追撃に従事した経験から、米海軍シールズなどと交流を進め、特警隊の先任小隊長を努めた。その後、「自分がやらなければならないことがある」と自衛隊を退職している。〉

     1964年の東京オリンピックの2年前に設立され、選手村警備を担当したことが業界1位のセコム(当時の社名は日本警備保障)その後の飛躍のスタートとなった。業界2位の綜合警備穂書はオリンピックを挟んだ1965年の創業です。東京オリンピックの時代に生まれ、戦後日本の重大事件の裏面に深く関わってきた「民警」。安倍首相が推し進める「安保法制」とも無縁ではいられません。昭和史と「民警」の裏面史に猪瀬直樹さんはどこまで迫っていくのか。いま、SPA!から目が離せません。(2015/6/5)
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    投稿日:2015年06月05日